売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

7月17日

7月17日(月)の朝食後は、部屋の大掃除を行いました。まずは、普段の休日と同じようにそれぞれのロッカーや衣装ケースの整理整頓と、布団干し。そして、普段の部屋掃除の内容だけでなく、カバーを外して蛍光灯を拭いたり、壁や畳を拭いたり、ごみ箱を洗ったりといった大掃除をしました。4人や3人でやれば早いもの。男女それぞれで手分けして掃除していました。
1学期の大掃除はこれにて終了。無事に1学期の締めくくりができました。

また、大掃除後は、帰省についてのミーティングがありました。学園生は、夏休みの期間それぞれの地元で過ごします。1学期の間、家族と離れて山村留学生活をした子どもたち。家族の方が来園してくださったことはありましたが、ゆっくりと話すことはあまりできませんでした。山留生活では、嬉しかったこと、楽しかったこと、時には嫌なこともあったでしょう。夏休み中に1学期にあったことを家族にたくさん話すこと、十分にリフレッシュをしてくること、お手伝いをすること等を申し合わせしました。

そして、昼食を食べた後は、シャワークライミングをしました。
暑い夏だからこそできる体験です。川の中へ実際に足を踏み入れて歩くことで、町中を流れる川とは違う渓流の水の冷たさ、川の雰囲気、そして不安定な足場、急流などを体感することが目的です。シャワークライミングを日本語に訳すと、“沢登り”です。川遊びとはわけが違います。「高い所とかあって大変だよ」「水が冷たすぎる」等と新入園生を怖気づかせる継続生もいましたが、期待通り少し不安がる新入園生と逆に楽しみだと感じる新入園生もいて、反応はまちまちでした。
今回のシャワークライミングのフィールドは、岩倉川。先日渓流釣りを体験した場所よりもさらに上流をさかのぼっていきます。川の中は冷たいので、水着の上にカッパやラッシュガードを着て、安全のため、ライフジャケットとヘルメットを着用しました。この日は天候に恵まれ、最高気温は30度近くとの予報。川に入るまでの道のりで汗をかいていた子がたくさんいました。
センターを歩いて出発した約5分後、スタート地点に到着。一列に並んで、冒険のスタート!

「冷たい」「気持ちいい」「深い所ないかな?早く浸かりたい」等、まだまだ余裕な子どもたちでした。

しかし、少しすると、先頭のセンター長さんの後ろを歩くTさんが早速、川の深みに足をとられていました。センター長さんにちょっかいをかけられたよう。毎年の儀式(?)です。Tさんに続くNさんやMhさんも同じ目に遭っていました。
苔がついている石や浮き石でたまに足を滑らせたり、前後の子でちょっかいをかけあって水をかけたりしながら、先に進んでいくと、少し深くなっている部分が!「お風呂の時間がやって来ましたよ~」という合図とともに、皆でざっぶ~ん。水が大好きなSさんを皮切りにして、肩まで浸かりました。泳ぐのが苦手な子は恐る恐るでしたが、ライフジャケットを着ているので、沈んでしまうことはありません。一度濡れてしまえばあとはもう気にならないようで、水が平気な子や大人に押されて川に浸かりにいっていました。

そして、このコースには、関門が3か所あります。 第一の関門は、堰堤。160cmほどの高い壁を越えることができなければ、次に進むことはできません。踏み台として利用できる石があったけれど、そこまで高さはなく、また、堰堤の壁には足をかける場所がありません。とりあえず助けなしで越えようと挑戦しますが、身長が低い子はもちろん難しい・・・。結局センター長さんに引っ張り上げてもらった子もいました。そんな中、一番長身なMrさんは自力で越えることができ、他の子にうらやましがられていました。

第二の関門は、落差3~4mの小さな滝。落ちてくる水の中に突っ込み、足場を上手く探しながら登っていきます。直登コースと、右にまいて少しだけ平易なコースがあり、それぞれ行きたいコースを選んで登ることに。岩場に手をかけたことで顔面に水がかかり、手足を滑らせて落ちてしまった子(まだ低いところだったので大事には至りませんでした)や強い水勢で落ちかけてしまった子もいましたが、皆自力で滝を登ることができました。

第三の関門は、二つ目の堰堤です。一つ目のコンクリートや石で築かれた堰堤とは違い、丸太で造られた木製堰堤。足場や手がかりがたくさんあるので容易いかと思いきや、少し前傾斜。腕の筋肉が必要な関門でした。

第三の関門を越えると、ゴール!淵では皆で浸かってみたり、少し流されてみたり、大きな岩と岩の間にあった小さな隙間に隠れてみたりと、シャワークライミングを満喫しました。また、ヒキガエルを捕まえたり、泳いでいる魚を見ることができたり、明らかに他とは違う、作ったような石があったり、木漏れ日を楽しんだりと、自然を感じることもできました。
ゴール地点からスタート地点まで、舗装された道を歩いて戻るとわずか10分程度。しかしシャワークライミングには3時間程かかりました。川をさかのぼって歩くのは楽しかったけれど、疲れた子が多いようでした。舗装された道のありがたさを感じる子もいました。

23/07/26

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