8月23日
この日は、19時半から煙火大会を楽しみ、盆踊りに参加して、手筒花火のパフォーマンスを見学してきました。売木高原盆踊りに参加してきました。本来これらは8月15日に行われる予定でしたが、台風の影響で延期。そのため盂蘭盆の時に花火大会や盆踊りをすることになったのです。15日に行われていたら学園生は夏休みで地元に帰省中だったため、花火大会を観覧できなかったのですが、台風のおかげで思いがけず見学できることになりました。
売木村の煙火大会は、村民の方々の有志で成り立っています。地域の発展を願ってや、日ごろの感謝、生誕の祝いなど、さまざまな意味が込められ、花火玉が作られているのです。今回も計33発の花火(一斉打やスターマイン、4号や5号の一発玉など)が打ち上げられました。近くで見ることができたので、視界いっぱいに広がる花火に思わず「おお~」の声や、「火花が下まで落ちてきそう」等の声が聞こえました。また、いろいろな種類の花火が打ち上げられ、スターマインの時には、ニコちゃんマークや赤いハートの形が打ち上げられ、かわいいと喜んでいる子どもたちもいました。
夏休み期間中に花火を見た子もいたようですが、今年の夏の最後かもしれない花火を、売木村で見ることができました。
30分ほど打ち上げ花火を楽しんだ後は、すぐに盆踊りが始まりました。学園生は、学校で少し踊りの練習をしたそうですが、自信がないのか、やぐらを囲って踊っている輪の中に入るのをためらっていました。すると、すでに輪に入って踊っていた学園長さんを発見!学園長さんの近くに行き、輪の中に入れてもらいました。
振りがわからないと言っていた学園生たちですが、少し踊ると思い出してきたのか、ぎこちなさは残るものの、ある程度踊ることができていました。扇子の向きや体の向き、どちらの足を前に出すかなどが難しいですが、踊り自体は同じことの繰り返しなので、何と見様見真似で踊っていました。 2曲ほど踊ったところで、水分補給がてら休憩をはさみ、30分ほど頑張って踊り続けました。
その後、21時30分からは、手筒花火を見ました。降り注ぐ火の粉に負けず、夜空に向かって噴き上がる手筒花火を体で支える男性らの勇姿は圧巻です。初めて見る子ばかりだったようで、驚きとかっこよさで思わず感嘆の声が漏れていました。「熱くないのかな?」「大丈夫なのかな?」と心配する子もいました。
火の粉を浴びながらも最後まで楽しそうに脇やお腹に筒を抱える姿が印象的な男性たちの手筒花火は、10分ほどで終了。
最後に、青年会の方が子どもたちに配布してくださったお菓子をいただき、センターに帰りました。出かける前に翌日の登校の準備や布団敷きを終わらせておいたので、後はパジャマに着替えて寝るのみ。盆踊りで疲れたのか、皆すぐに寝入っていました。
23/08/29