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売木村の山村留学ブログ

9月11日 畑作業・やぎの冬用のエサ集め

午前中、文化部に所属する中学1・2年生が休日部活へ行ったので、小学生2人と中学生2人の4人で畑作業を行いました。
まずは、草取りです。育てている野菜が大きく育つよう、真剣に行いました。
そして、あらかた草を取り終えた後は、四角豆やインゲン・ピーマンなどの収穫を行いました。毎朝交代制で畑の水やりをしており、その際に収穫できる野菜は収穫してもよいことになっていますが、登校する時間が遅くなってしまうことを気にしたり、ただ単に面倒くさがったりして積極的に収穫してくる子はあまりいません。そのため、週末にまとめて収穫することになりがちです。今回も採り残しがないようしっかりとチェックをしていました。
その後、センターに戻り、四角豆やインゲンの筋とへたを取ったりピーマンの種を抜いたりしてから、種類別に野菜を袋へ詰めました。

そして、最後にゴーヤの佃煮作りを体験しました。センター長さんがゴーヤをたくさん持ってきてくださったので、保存がきき、ゴーヤのあの独特な苦味が少し和らぐという「ゴーヤの佃煮」を作ることに。まず、ゴーヤを包丁で縦半分に切り、スプーンでワタと種をかき出して数ミリの半月切りにしました。ワタと種をかき出す際、スプーンでワタの底をなでるように手前に動かすのですが、向こうに動かし、ワタと種を周りに飛び散らかしていた子がいたり、包丁を使う時は毎回ですが、ゴーヤを押さえる手が“猫の手”になっていない子がいたりしました。また、ゴーヤの種を見て、「これを植えたらまたゴーヤが発芽するのかな?」と種に興味を持つ子もいました。
次は、ゴーヤをさっとゆで、水気を切りました。「握力10㎏くらいしかないからな~」「私はもっとある」など、握力について話しながら、交代で手で絞り水気を切っていました。
あとは、砂糖・醤油・酢を混ぜ合わせて火にかけ、ゴーヤを入れて煮ました。食べるのは、晩御飯の時のお楽しみ!ということで、午前中の活動は終了しました。

午後は、全員でやぎの冬用のエサ集めを行いました。9月9日・10日とは場所を変え、センターから少し歩き岩倉のチェーン着脱場付近で採ることに。前日・前々日同様、他の植物や、クズの葉を葉柄からだいたい採り終えて蔓だけになったものをかき分けながら進んでクズの葉を採りました。さらに進んでいくと、昔の炭焼き小屋が隠れていました。発見した子は、「なんかある!」と嬉しそうに周りの子に教えていました。 また、学園長さんのお宅の庭にクワの木があるので、葉を採らせていただくことに。クズとは違い、クワは葉だけを採ります。枝の先から元の方に手を滑らせていくと、ブチブチブチッと葉だけをきれいに採ることができます。学園長さんに、木を丸坊主にするくらい全て採ってもいいよと言われていたので、本当に丸坊主にする勢いで、みんな採っていました。畑で育てているクウシンサイを収穫する際によく丸坊主にしているNさんは、クワの木を丸坊主にすることも好きなよう。他の女の子たちに、「Nさんのところだけすごくきれいに丸坊主だ」と言われていました。

23/09/20

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