9月18日 りんごの収穫
9月18日(月)の午前中は、5月下旬に摘果体験をさせていただいた農家さんにつがるの収穫体験をさせていただきました。
農園に着くと、摘果体験させていただいた時よりもずいぶんと成長した実がりんごの木に生っていました。また、センターを出発する直前から降ってきた雨は学園生たちの日ごろの行いが良いのか、やみました。
農家さんのご厚意で、まずは自分で美味しそうなりんごを探してもぎ取り、りんごを一玉食べてみることに。りんごの丸かじりです。
かぶりついてみると・・・とてもジューシー!果汁が腕を伝うほど甘い汁がギュッと詰まったりんごでした。市販のりんごとは、鮮度が桁違い。もぎたての味を楽しむことができました。
りんごの芯部分ぎりぎりまで味わい尽くした後は、早速収穫です。収穫の方法を教わってから作業を始めました。
赤く熟した美味しそうなりんごを探してもぎ取っていきました。枝からりんごをとる際、りんごを上に持ち上げるように傾けると、プチっと簡単にとることができます。その感触を気に入る子が多く、たくさん収穫させていただきました。また、服(カッパ)をめくりあげて簡易ポケットのようなものを作り、そこに収穫したりんごをたくさん詰め、「ドラえもんのポケットみたい!」と言って楽しんでいる子もいました。
夢中になって収穫しているとセンターから持参したコンテナに入りきらないほどの量になっていました。そのため、別の用途に使うつもりで準備していたカゴにも入れ、コンテナやカゴからあふれそうなくらい収穫させていただきました。
最後に、代表でMrさんとJさんがりんごを食べた感想を伝え、全員で農家さんに「ありがとうございました!」と言って終了しました。りんごを育てるには様々な作業がありますが5月下旬に少し摘果作業をし、最後に収穫だけをさせていただくという、いいとこどりしかしていない学園生。自然に感謝し、農家さんに感謝しながら、たくさん収穫させていただいたりんごをこれから毎日おいしくいただきます!
センターへ帰る前に、売木トンネル付近でヤギの冬用のエサを30分間ほど採ることに。みんなで2つのカゴをくずの葉でいっぱいにしてからセンターへ戻りました。
18日から19日にかけて2回目の体験留学会だったので、午後からは体験に来た子と一緒に畑作業をしました。
まずは、源助かぶ菜の間引きから。8月下旬に蒔いた種から1週間も経たないうちに発芽が見られていました。しかし、発芽している箇所としていない箇所の差がはっきりと。
それぞれ担当範囲を決めて種を蒔いたので、担当した人の蒔き方次第で発芽するかしないかが変わります。日当たりも多少関係あるかと思いますが、明らかに継続生が蒔いたゾーンの発芽率が悪い・・・。
しかし、過ぎたことは仕方がないので、発芽した箇所の間引きをしていきます。1箇所に2〜3粒種を蒔いたので、複数発芽した箇所は1番大きい芽だけを残し、他の芽は抜いてしまいます。栄養を一つの芽に集中させるためです。
各自で1箇所ずつ確認しながら作業していくと、中には5本ほど発芽している箇所がありました。
次は、茎立ちブロッコリーや、いんげん、四角豆などを収穫しました。バットのように太いズッキーニもできていました。
最後に、筋取りなどの下処理をしました。前回、小学生と中学生の一部だけで行った四角豆のへたと筋取り。休日部活に参加していてその場にいなかった中学生は初めての筋取りだったので、前回作業した子たちがやり方やコツを教えていました。どこか自慢げに教える様子がありました。
23/10/04