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売木村の山村留学ブログ

1月13日 スキー活動①

1月13日(土)の午後は、今年度初めてのスキー活動を行いました。
前日12日(金)の夜にスキーについてのミーティングで、スキーの起源やスキー用具の各部の名称などを頭に入れてから迎えた当日。服装を整え、スキーブーツを履いて車に乗り込むと、ジャスト13時!出発予定時間ぴったりにみんな支度を整え終わりました。
今回活動を行ったのは、お隣愛知県の“茶臼山高原スキー場”。売木村は信州最南端の村の一つであり、売木村の南西にある売木峠を越えると、愛知県最高峰の茶臼山北麓に繋がっているため、売木村(センター)からは車で20分ほどでスキー場に到着します。
スキー場に着き、手袋やニット帽を着用した後、トイレの場所や危険個所、万が一はぐれた場合はどこに行くのかなど、スキー場内でのルールを確認しました。そして、準備体操をした後、初心者チーム(3人)と経験者チーム(4人)に分かれてスキー講習開始。

経験者チームは、まず感覚を取り戻すべく、スキーを装着してその場でジャンプしたり、スケーティングしたりしました。「あそこまでスケーティングしてきて」と指導員に言われると、スキー活動を楽しみにしていた中学生のSさんとJさんは、一目散に飛び出して行きました。
そして、だいたい感覚を取り戻したら、早速滑ることに。この日はまだリフトが動いておらず、2本(120mと60m)のベルトコンベア(ベルコン)だけが動いていたので、120mのベルコンに乗って緩斜面を滑りました。

一方、初心者チームは、まずスキー板の着脱方法を学んだり、片足ずつ板をつけて歩いてみたり、滑らせてみたりしました。そして初めて両足に長いものをつけた状態で歩いたり、滑ったりすることに挑戦すると、慣れない感覚に戸惑っていました。
また、その場(平地)で向きを変える方法や、板をつけた状態のまま安全に転び、起き上がる方法も学びました。

開始から1時間程経った頃、経験者チームは一度休憩をはさむことに。「楽しい!!」「寒い」などと言いながら、休憩場所まで来て、休憩するかと思いきや、なんと2対2の雪合戦開始!容赦なく雪玉を体に当て合っていました。
初心者チームは、平坦なところでの基礎技術を学んだ後、緩斜面を20mほどカニさん歩きで登り、滑ってみることに。人生初滑りということで、心臓はドキドキ。緩やかでも斜面を滑り降りる感覚がどういうものかを何本か体験しました。
その後60m、120mとベルコンに乗って、徐々に滑る距離を延ばし、スピードや滑る感覚を体になじませました。途中で転んでしまったり、意図せず方向に曲がってしまったりした子もいたけれど、終わるころには3人とも少し滑れるようになりました。

経験者チームは、休憩時間後も再び120mベルコンに乗り、緩斜面を滑りました。先に滑った指導員の目の前で止まってみてという指示が出た時は、手前で転んでしまったり、その指導員にぶつかりそうになったり、通り過ぎてしまったりと、みんなあまり上手くいきませんでした。
前の人のストックの先端を脇に挟んで、みんなで連結して滑った時は、スピードコントロールができず前の人に突っ込みそうになった子もいました。経験者チームはそれぞれの課題を自分で見つけられたようです。

16時頃まで滑り、片付けをし、おやつを食べてから車に乗り込みました。
この日は、あいにくの天候で一日中降雪があり、また、風もあったので、時には吹雪くことも。滑っている最中だけでなく、指導員の話を聞いている時やベルコンに乗っている時も寒さを感じ、顔が痛くなったり手がかじかみそうになったりしました。センターに戻ってからは、ささっと片付け(スキーブーツを脱ぎ・板の乾拭きなど・ストックを束ね)をし、冷えた体をお風呂で温めました。

24/01/18

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