2月3日 スキー活動③
2月3日(土)は、もはや売木学園のホームゲレンデと言っても過言ではない、茶臼山高原スキー場で、一日中スキー活動をしました。
いつも通り準備体操を行い、まずは足慣らしのスケーティング。ここ何日かまとまった降雪が見られなかったため、この日は雪が固くなっており、ゲレンデの状況が良いとは言えませんでした。それが原因なのか、そうでないのかわかりませんが、勢い良く動き出してしまったJさんは、短い距離の間で2回も転んでしまいました。思わず、「今日は上手く滑れないかも」と思ったJさん。他の子も、雪質が前回・前々回と違うことを実感していました。
これまでと同様に、経験者(中級者)と初級者に分かれて講習開始!
中級者は早速リフトに乗ってコースを滑りました。コースの上の方は、雪がなく芝や土が出ている部分があったり、風の影響で凍ってガリガリのところがあったり、逆に雪が盛り上がっているところがあったりしたので、滑りにくく、何度か転んでしまった子がいました。 初級者は、ひとまず120mのベルコンに乗ってファミリーゲレンデを滑走。プルークスタンスでスピードをコントロールしながら滑ってみたり、プルークボーゲンによるバリエーション練習をしてみたり、滑っている時のストックの構え方をを意識してみたり。また、この日は新たにキックターンという、180度方向転換する際に使う技術を学びました。途中から初級者チームでの講習を希望したMrさんと、滑っている最中に若干重心が後ろになりがちなMhさんは、難なくキックターンに成功!安定のバランス力でした。しかしHさんとTさんは大苦戦。バランスを崩して転んでしまったり、変な体勢で滑って行ってしまったりしていました。習得したMrさんやMhさんにもアドバイスをもらいながら、なんとかできるようになるまでひたすら練習しました。
12時半頃に一度お昼休憩を挟み、午後からも滑走。午後の一本目は全員でリフトに乗り、てっぺんから見えるきれいな景色をバックに記念撮影。そして再び滑り出しました。
中級者は、引き続きストックの構えやパラレルスタンスを意識して滑りました。パラレルターンは、スキー上級者の証と言っても過言ではありません。両足を揃えて滑る分スピードが出やすくなり、怖くなって足元を見ようとし後ろ重心になって転んでしまった子もいたけれど、何本も滑って練習しました。
初級者は、バックプルークで滑ることにも挑戦!恐怖心から全く進めなかった子や、何度も転びながら滑っている子がいました。しかし、スキー靴のタンに脛を当てて滑る正しい姿勢をなんとなく身につけることができました。
15時半ごろまで滑り、センターに戻りました。初めて一日中スキー活動をして疲れた様子の子もいましたが、みんな上達し、各々で課題を見つけることができました。
24/02/07