5月29日 初の太鼓練習
29日（水）の夜は、今年度初めての売木子ども太鼓の練習日でした。みんなが待ちに待った太鼓練習。いつもより猛スピードで配膳をし、晩御飯を食べ、掃除をして、練習開始の19：30には活動室で準備体操を終え一列に並んで講師の方を出迎えました。
今年度も、講師として村内在住のプロ邦楽プレイヤー「藍羽awa」さんと、一緒に活動されている絵本作家でもある「愛芽ume」さんにお世話になります。そして、「売木子ども太鼓」として山留生以外に村の小中学生7人がメンバーに加わってくれることになりました。小学1年生から中学3年生までと、幅広い年齢で構成されますが、合計17人で力を合わせて活動していきます。
この日は初日ということで、まずは挨拶の仕方を教わり、藍羽さんと愛芽さんに自己紹介をしていただきました。その後、早速太鼓を打ってみることに。一定のリズムで、腕を止めることなく左右交互に打つことに太鼓経験者たちも少し混乱。しかし、慣れればお手の物なので、太鼓初心者に教えてあげる様子が見られました。初めはぎこちなかった太鼓未経験者も、太鼓経験者に教えてもらったり、見よう見まねで打ってみたりしていました。 打ち方の基本が分かったら、次は曲を覚えていくことに！藍羽さんが作曲し、日本全国、アメリカなどでも演奏されている“楽（らく）”です。楽譜はないので、口唱歌で覚えていきます。一フレーズずつ何度も声に出して歌い、頭に叩き込んでいきました。楽を知らない子たちだけで歌った時には、恥ずかしがりやのAoさん、Asさん、Kさんたちの声は、Atさん、Htさん、Aiさんの声にかき消されてほとんど聞こえませんでしたが、藍羽さんが耳を近づけると、正しいフレーズでしっかり歌っている声が聞こえたそうで、みんな何とか覚えられた様子。
最後に、楽を演奏できる子たちや指導員、藍羽さん、愛芽さんで太鼓の初心者に演奏を披露しました。演奏を聞いて、自分も演奏できるようになるのかと不安に感じた太鼓未経験者もいましたが、一年間練習していけばできるようになるという藍羽さんの言葉を信じて、これから一年間練習していきます。センター活動中の毎週水曜日に練習を行うので、毎月２～３回程しか練習日はありませんが、時間がある時に口唱歌を口ずさんだり太鼓を打ったりして自主練習することでしょう。今年度最初の本番は秋頃を予定しています。乞うご期待ください！
24/06/19