7月14日・15日 1学期大掃除、誕生日会
14日(日)・15日(月)は、朝から1学期末の大掃除を行いました。 14日(日)は、まず窓掃除から始めました。センターは窓がたくさんあるので、ダラダラしていたら窓掃除だけで一日が終わってしまいます。大掃除をする場所は窓だけではないので、テキパキと作業することを心がけることに。コンテナ等を台にして窓の上側を拭く人と、下側の届く範囲の窓を拭いたりサッシをきれいにしたりする人に分かれて作業する子たちや、少し磨き残しがあったものの、一人でささっと掃除する子がいました。
窓を外側から掃除し、内側からも掃除した頃に丁度お昼になったので、一度昼休憩を取り、午後からはトイレ(男女)・お風呂場(男女)の大掃除・活動室・厨房・廊下や部屋の蛍光灯を拭いたり、そうじしたりしました。蛍光灯掃除を除いて、各掃除場所に一人ずつ継続生がいたので、新入園生の子たちは継続生に大掃除方法を聞きながら行いました。
お風呂場掃除を担当した中学2年のSさんと小学4年のAtさんチームは、Atさんが届かないところをSさんが手伝ったり、Atさんが雑に掃除したところはさりげなくSさんが手直ししたり、AtさんもSさんも届かないところ(天井)は2人で試行錯誤して掃除したりと、二人で協力して大掃除に取りくんでいる様子が見られました。
蛍光灯掃除を担当したHtさんは、自ら蛍光灯掃除を立候補したにもかかわらず、脚立の高さに少し腰が引け気味に掃除をしていました。天井が特に高い廊下の蛍光灯を掃除する時は、脚立を梯子のようにして登らなければ届かないので、そのようにして、Htさんが「怖すぎる」「わー」などと騒ぎながら梯子を登っていました。すると、その声を聞いた他の子たちが様子を見に来て、「なに騒いでんの?」「楽しそう!やりたい!」などと言っていました。高いところが好きなHkさんは、「代わって」と、Htさんを梯子から降ろして代わりに登り、蛍光灯を一つ掃除していました。すいすい登るHkさんを見てHtさんは尊敬のまなざしでした。また、やりたいと言ったSさん、AtさんもHtさんの代わりに一つずつ掃除し、最後の一つはHtさんが恐怖心と闘いながら、掃除しました。
15日は、男女の部屋で荷物整理と大掃除をした後、厨房・食堂・学習室・手洗い場・廊下・の大掃除とゴミ箱洗をしました。
厨房を担当したMさん、Kさん、途中から参加したAoさんは、厨房大掃除指導の食育指導員と4人で、賑やかに掃除していました。厨房は、センターの中で一番清潔さが求められる場所です。磨き残しがないようにフライヤーやシンク、扉などをゴシゴシ磨いていました。
手洗い場の大掃除を担当したAsさんは、蛇口の凍結防止として巻き付けている帯状に切ったフリース生地をバケツに入れ、水と少量の洗剤を入れて洗っていました。「洗濯を開始します」と言ってグルグル洗い、「脱水を行います」と言って生地を絞るなど、洗濯機になりきって洗っていました。
午後からは、引き続き厨房の大掃除をしたり、担当場所が終わった子は拭き残した窓をきれいにしたり、洗車をしたりしました。
洗車を担当したSさん、Jさん、Atさんは、途中で水遊びをしたりおしゃべりが過ぎたりして手が止まっている時間が多かったけれど、車のボディを磨いたり、車内のマットをきれいにしたりしました。厨房の窓掃除を担当していたAiさんが水遊びをしていると思ったのか、さぼりにきたのかわかりませんが、途中で様子を見に来て、洗車を手伝う場面もありました。「Ai兄、ここにいていいの?」とAtさんに聞かれ、「いいのいいの~」と安直に答えていました。
17時頃には、大掃除終了。ピッカピカとは言えませんが、二日間みんなで協力してセンターをきれいにすることができました。
また、14日(土)の夜は、1学期生まれの子たちを祝う誕生日会を開催しました。誕生日会の時間を長くするべく、いつもより少し早めに夕食をとり、誕生日会スタート! まずは、ハッピーバースデーの歌をみんなで歌い、Kさん、Mさん、Aiさん、Sさん、センター長さん、用務員さんの順にフェイクケーキに立てたロウソクの火を吹き消しました。
そして、誕生日会実行委員(2・3学期生まれの子たち)が手作りしてくれた桃のショートケーキと、私用で来られなかった学園長さんが差し入れてくださったメロン、1学期生まれの子たちが希望したお菓子などをいただきながら、レクを行いました。
実行委員が準備していたレクは、ワードウルフ、カタカナ禁止ゲーム、豆・米粒運びリレー、体内時計チャレンジでした。
ワードウルフとは、みんなで“あるお題”について話し合う中、「みんなとは異なるお題」を与えられた少数派の人(ワードウルフ)を探し出すゲームです。話し合いの最中にしゃべらない人もいたので、一人ひとりそのお題についてのヒントを出し合う時もありました。4回戦中2回もワードウルフになったAiさんは、1回目はほぼ全員にワードウルフだとばれてしまいましたが、2回目は上手く隠しきれました。「序盤で自分がみんなと違うお題だと気づいたから、ばれないように話を合わせてたの」と、ゲーム終了後に自慢げに話していました。
カタカナ禁止ゲームでは、Aoさんの推理力が炸裂!代表者がヒント(日本語)を出し、同じチームの子が答える(カタカナの言葉)ゲームでしたが、他の子が頭を悩ませる中、Aoさんは、一発正解。「すごすぎる」「天才」と、周りの子に褒めたたえられていました。
体内時計チャレンジでは、毎食前、食後に行っている黙とうと同じ“10秒”を、各自心の中で計りました。惜しかった子も何人かいましたが、Mさんはなんとほぼピッタリ!昨年度からの習慣が体内に染みついているのでしょうか・・・?
負けたチームの代表者が変顔か一発芸の罰ゲームということで、普段からよく変顔をしているAtさんが代表に。変顔をするかと思いきや、「おかわりジャンケン中のAi兄の真似をします」と言って、よくじゃんけんに負けているAiさんを、そっくり真似ていました。 最後に、みんなで寄せ書きしたメッセージカードを渡し、誕生日会は終了。嬉しそうにメッセージカードを熟読する子や、「楽しかった!2学期も楽しみだな」と言う子がいました。
誕生日会の企画や準備をしてくれた実行委員の子たち、ありがとう。そして、1学期生まれの子たち、お誕生日おめでとう。これからもどんどん成長していくことを期待しています。良い一年にしてください。
24/07/23