7月21日 赤紫蘇ジュース作り 畑作業
21日（日）の午前は、Asさん、Sさん、Aiさんの3人で赤紫蘇ジュース作りをしました。
まずは、畑に行って赤紫蘇を摘みました。赤紫蘇は、数年前の学園生が種をまいて育てた際のこぼれ種から毎年発芽しているものです。水やりや肥料を与えていませんが、“紫蘇魂”で毎年生えてくるので、今年も有効活用することにしました。
使えそうな紫蘇を全て摘んだら、センターに戻り、赤紫蘇を洗いました。しっかり洗わないと、自分たちが赤紫蘇ジュースを飲む際に、虫や土も一緒に食べてしまうことになるので、しっかりと洗いましたが、しっかり洗えば洗うほど、水が赤くなり、“赤紫蘇エキス”が流れ出ている気がしました。赤くなった水を見て、「もったいない」と言っている子がいました。 洗えたら、沸騰したお湯に赤紫蘇を入れ、煮出しました。火にかけると赤紫蘇が緑色に変化していくので、その様子に驚いていました。
15分程煮出したら、次は水切りの工程。ざるを2つ使い、赤紫蘇を押しつぶし、さらに木ベラで押しつぶし、最終的には手で絞りました。指導員に「最後に一番力のある人が絞って仕上げて」と言われると、３人で譲り合っていましたが、結局Aiさんが絞っていました。「僕握力弱いのに」と言いながら頑張っていましたが、その後怪力な（？）指導員が念のため仕上げで絞ってみると、まだ汁が出てきました。 赤紫蘇を絞って出た汁を砂糖と一緒に火にかけ、10分ほどしたらレモン汁を入れました。レモン汁を入れると色が激変するとレシピに書いてあったので、レモン汁を入れる瞬間はみんなで注目しましたが、残念ながら色の変化を見ることはできず・・・。「なんだよー」「変化しないのか」と言っていました。
最後に少し混ぜ、漉して瓶に詰めました。そして、今回も味見タイム♪今回は濃縮シロップを作ったので、水と合わせ、一人一口ずついただきました。適当に水を混ぜたので、若干薄かったものの、「少し紫蘇の味する」「美味しい」との感想が聞かれました。
午後は、選択のヨット活動に参加しなかった4人がSUP体験へ出かけたので、Jさん、Mさん、Asさんの3人で過ごしました。この日は天候に恵まれ、とても暑い日だったので、女子2人は川に遊びに行きたいと言っていました。また、Jさんも釣りに行きたいと言っていたので、任された畑仕事をテキパキ行い、自由時間を確保することに。昼休みを少し取り、13時過ぎから畑に行きました。早く終わったら、その分自由時間がたくさん取れるということで、いつもとは比べ物にならない程Jさんの動きが速く、「J兄の動きがいつもと違う」と言われながら、2本の畝をものの数分で立てていました。MさんもAsさんも頑張ろうとしていましたが、Jさんの動きの速さにあまり手出しできない様でした。
立てた畝に、ポットやプランターで育てていたトマトとクウシンサイの苗を植え、二種類のはつか大根の種を蒔きました。大根の種を蒔く時は、小さい種を落とさないようにしながら一箇所に一粒ずつ蒔いてと言われたのに、MさんとAsさんは間違えて一箇所に二粒蒔き、Jさんは種を手からこぼしていました。「全員なにかしらやらかしている」と盛り上がり（？）ました。 そして、ズッキーニやナス、ブルーベリーなど、収穫できるものは収穫し、使ったものを洗ったり片付けたりして、1時間ほどで畑作業を終えました。
朝から布団を干していたので、布団を取り込んだ後は、待ちに待った自由タイム！MさんとAsさんは水着に着替えて川遊びへ、Jさんは釣り装備をして渓流釣りに出かけました。 釣りをする周辺と、上流では遊ばないでほしいとJさんに言われたので、MさんとAsさんはJさんが決めた釣りポイントから離れた下流で遊ぶことに。川の流れが少し弱く、太もも辺りまで浸かれるような場所を探し、遊びました。
天気が良いと言っても、川の水は冷たく、キャーキャー言いながら川の中に入りました。そして、肩まで浸かるチャレンジをしたり、水のかけ合いをしたり、川の中を覗いてみたりしました。川を上から見てもきれいですが、川に顔を浸けて覗いてみると、よりきれいに見えます。「川の水がきれいすぎる」「細かい石まではっきり見える」と、二人で驚いていました。
また、指導員も混ざり、水中息止め対決もしました。息と川の水の冷たさに耐えながら勝負した結果、最初に顔を上げたのは（勝負に負けたのは）・・・Mさん！続いてAsさん、指導員の順に顔を上げました。罰ゲームは“水をかけられる”だったので、Mさんは10秒間、Asさんと指導員に水をかけられました。そしてなぜか「2位の人は5秒で、1位の人は1秒かけられることにしよ」とAsさんが言ったので、結局全員水をかけられました。
一方、Jさんは一人で釣りを満喫。1匹バラし、1匹釣ったそうです。 1時間程川遊びや釣りを楽しむことができました。
24/08/13