8月30日・31日 畑作業、収穫祭準備、学校行事
30日(金)は、学校が計画休業でお休みだったので、センターで過ごしました。
まずは荷物整理と部屋掃除をし、次に畑へ行きました。台風の影響でここ数日間は雨が続き、畑には水溜りがたくさんあり、まさに田んぼ状態。畑をぐちゃぐちゃにしないためにも、あまり足を踏み入れたくありませんが、学園生は休日しか農作業ができません。幸い、午前中は雨が降っていなかったので、先週立てた畝に種を蒔くことにしました。
今回蒔く種は、小松菜と源助かぶ菜。どちらも種のサイズがゴマよりも小さいです。そのため、一般的には筋蒔きという方法で種を蒔きますが、後々間引きをする手間を考慮して、今回は株間10~15㎝間隔で、一箇所に2粒ずつ蒔くことに。二人一組で一畝分の種蒔きを開始。
マルチの穴を広げ、種を蒔くために少し土を寄せる役割、種を蒔き、少量の土を被せる人に分かれて作業するJさん・Hkさんペアは、迅速に種を蒔いていました。
Atさん・Aoさんペアは、最初は2人で協力して丁寧に蒔いていましたが、途中から飽きたようで、息が合わなくなっていました。手の汚れが気になるAoさんと、コガネムシやミミズが気になるAtさんでしたが、なんとか畝一本分に種を蒔くことができました。
雨で畝の土は少し湿っていましたが、念のため最後に少しだけ水やりをして、全員での畑作業は終了。
その後、継続生のMさん・Sさんは、各々好きな野菜を育てている一坪畑の手入れをしました。夏休み中に荒れ放題となった育ったトマトの苗を整理したり、トマトやナスを収穫したり、すでに枯れてしまったキュウリの定植苗を片付けたりしていました。
午後からは、勉強をしたり、本を読んだり、収穫祭の準備として個人体験を進めたりしました。個人体験のテーマや内容に悩んだり、進め方が分からなくて困ったりしていた子もいましたが、継続生に少しアドバイスをもらったり、指導員に質問攻撃をしたりして、個人体験の計画を練っていました。
また、30日(土)は、学校の“PTA親子作業・親子レク”に参加しました。窓掃除をしたり、服や顔を汚しながらストーブの煙突掃除をしたり、ワックスをかける前に教室の床の雑巾がけしたりと、各々の担当場所・内容をしっかり全うしていました。
1時間程みんなで協力して学校をきれいにした後は、レクリエーションが行われました。
今年度の親子レクは、紅白対決。小学1~4年生による玉入れと、小学5年生以上によるボッチャで対決しました。
玉入れに参加したAtさんは、次々に保護者の方から手渡される玉を、休むことなくカゴをめがけて投げていました。玉がたくさんカゴに入ったかどうかはさておき、とても真剣な表情のAtさんを見ることができました。
ボッチャは、一学年ごとに挑戦(小学生は5・6年生合同)。紅組だったAoさんは、僅差で白組に負けてしまったけれど、同じチームの子や保護者の方に「Aoさん上手!」と言われ、照れくさそうにしていました。
中学2年生は、たまたまHkさん・Aiさん・Sさん対Mさん・村の子2人に保護者等が加わるチーム分けだったので、Hkさん・Aiさん・Sさんに指導員4人が加わった“山留センターチーム”を結成!センターチームが日ごろのチームワークを見せ(?)、Mさん・村の子チームに勝つことができました。
競技中は楽しみつつも一生懸命に、そして競技中以外は声を出したり旗を振ったりして応援に徹し、紅白の白熱した戦いが繰り広げられました。
午後からは、収穫祭の全体体験発表について話し合いました。まずは参考DVDを鑑賞し、次に自分がやりたいと思ったものを決め、最後に、最年長のJさんが中心となって、どのようにしたらみんながやりたいものを行えるか考えながら協議。
その結果、劇・民舞・太鼓の3つを組み合わせて行うことに。本番まで2か月半ほどしかありませんが、これからコツコツと練習していきます!
24/09/10