売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

9月14日・15日 ヤギの冬エサ集め・リンゴの収穫体験

14日(土)は、卓球部に所属している3人が、一日中部活動(高森町での審判講習会と練習試合)に参加し、午前中は、文化部に所属している4人が練習しに行ったので、午後から7人でヤギの冬エサ集めに行きました。
今回で2回目となる冬エサ集めは、前回と場所を変え、岩倉のチェーン脱着所付近で葛の葉を集めることに。奥に進んでいけば崩れかけた建物(昔の炭焼き小屋)があると知っている継続生は、新入園生を引き連れてぐんぐん奥に進んでいっていました。つるや他の植物をかき分けながら葛の葉を集めていくので、けが防止のために長袖長ズボン長靴を履いている子がほとんどです。都会よりも涼しいとはいえ、まだまだ暑いので、「暑いなー」と言ったり、なるべく日陰に立ったりしてひたすら葛の葉を集めていました。中には、手よりも口が動いている子もいました。歌を歌ったり、様々な雑談をしたりする子たちも。
1時間半程頑張り、「疲れた」「早くお風呂に入りたい」と言いながらセンターに帰りました。

15日(日)は、5月に摘果体験をさせてもらった甘蕨農園で、14時頃からりんごの収穫体験をさせてもらいました。摘果体験をさせてもらった頃はまだ緑っぽく、小さくかわいらしい実だったけれど、この日は大きくて赤い、“THEりんご”というサイズに。「かわいくなくなったけれど、美味しそう」と思う子もいたようです。
まずは、農園主さんに収穫の仕方を教えてもらいました。収穫体験をしたことのない子は、「ハサミで切り離すのかな」と思っていたようですが、農園主さんはりんごを少し上に持ち上げるだけでポロッとりんごを枝から離していました。そのため、「そんなに簡単に切り離せるんだ!」と驚いていました。また、美味しいりんごの見分け方も教わりました。どのフルーツにも食べ頃サインというものがあり、りんごの場合は、りんごのお尻(萼)が開いているかどうかだそうです。萼が開いているりんごはあまりありませんでしたが、少し置いておけば開くそうで、りんごについて一つ知識が増えたと喜んでいる子がいました。

次に、収穫する前に味見を、ということで、教えてもらった収穫方法や美味しいりんごの見分け方をおさらいしながら、一人一つずつ収穫し、その場で丸かじりさせてもらうことに。真っ赤なりんごや、萼が開いたりんごを見つけ出すことができたと喜んでいる子や、農園主さんが服やハンカチで磨くとつやが出ることを実践して教えてくださったので、服やハンカチでツヤッツヤに磨いている子がいました。りんごの木をバックに記念撮影をした後、みんなでガブリ。「美味し~」「甘い」「ジューシー」と言いながら、とても美味しそうに食べていました。
大きなりんごを丸かじりしたので、「お腹いっぱい…」と、少し苦しそうにしていた子もいたけれど、みんな芯ぎりぎりまでいただきました。

そして、食べ終わった子からいよいよ収穫。丸かじりさせてもらいましたが、「これ美味しそう!」「これ真っ赤だ!」と、まだまだ食べたそうにしながら手を動かしていました。もっと食べたい欲望に負けたJさんとHkさんは、こそっと2つ目を丸かじり!食べている姿を見た子は「うわっ!ずるい」「なんで食べてるの?!」「食べていいの?!」とJさんとHkさんを攻め、JさんとHkさんは「これ虫食いだから(傷んでいるから)」と言い返していました。

センターから持ってきた4つの採集コンテナからあふれるほど収穫させていただき、最後に収穫体験の感想と感謝の言葉を農園主さんに届けました。しばらくは毎日りんごを食べられる贅沢な生活を送ることができるでしょう。自然の恵みと農園主さんに感謝しながら、美味しくいただきます。ありがとうございます!

24/09/22

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