10月6日 はざかけ
10月5日(土)のうるぎ大運動会が雨で延期となり、翌6日(日)に行う予定でしたが、グラウンドの状況が悪くさらに延期ということで、この日の午前中は、運動会を見るために来村され、まだ売木村に残ってらっしゃった保護者の方やセンター長さんのご家族の手もお借りして、はざかけ作業を行いました。
学園生が昔ながらの手法で田おこしや代かきや田植えをした田んぼはセンターの近くにあり、もち米を育てていますが、普段の食事で食べている白米は、村役場の近くでセンター長さんや用務員さんが機械を使って育ててくださっているものです。みんなが一年間お米を満足に食べられるように、広い田んぼを借りているので、その分収穫量もどっさり。米の水分を減らすために、収穫した稲束をはざにかけて干していましたが、はざの劣化やお米の重み、雨による地盤のゆるみのためか、はざが傾き、倒れかけていました。人手がある分早く終わるということで、雨が降らないうちに別のはざにかけ替えることにしました。
稲束を一度に3~5束持って運んでいる子がほとんどでしたが、お家の方もいて元気いっぱいの小学4年生Atさんは、両腕に4束ずつ程持って運んでいました。「たくさん持ってるねー」「Atさんすご!」と言われて嬉しそうにしていました。また、それを見たAsさんも一度にたくさんの稲束を運ぶことに挑戦。はざになりきれば良いのではということで、両腕を一直線に伸ばし、指導員に稲束をかけられていました。しかし稲束の重みですぐに腕が垂れ下がり、はざになりきれていなかったけれど…。それでも一度に10束程運ぶことができていました。
あっという間はざかけは稲束でいっぱい。しかし、まだ稲束が残っていたので、もう一つはざを建てることに。みんなで協力してはざの足となる三脚を広げたり、横棒となる長―い竹を運んだりしました。
そのはざには、みんなでバケツリレーのようにして稲束を送り、次々にかけていきました。「これ速いね」「楽しい~」などと言っていました。
最後に一番上に雨除けのブルーシートをかぶせ、終了。2時間程で、全ての稲束を移し替えることができました。保護者の方やセンター長さんのご家族の方、ご協力ありがとうございました。
24/10/11