10月13日 畑作業
13日(日)の午前中は、畑作業を行いました。
まずは、かぼちゃの収穫と畝の片付け。かぼちゃの収穫目安は、“ヘタのコルク化”と言われています。夏の高温を乗り越えたかぼちゃが豊作といえるのかどうか分かりませんが冬に向けて畑を片付けるべく、コルク化しているものも未成熟のものも全て収穫し、蔓も根から抜き取りました。「これほんとにかぼちゃ?」と首を傾げる子もいたけれど、ボキッと茎からヘタを外す時の、何とも言えない感覚に喜んでいました。
そして、前日に収穫したさつまいもを植えていた畝と、かぼちゃを植えていた畝、以前までズッキーニや枝豆等を育てていた場所のマルチシートを全て剥がし、畝を崩して大体平らにならしました。山留1年目の子たちは、“土をならす”の意味が分からなかったようですが、継続生や指導員の鍬の使い方を見よう見真似でやっていました。人によってやり方が少し異なるので戸惑いつつも、各自自分のやりやすい方法を見つけて取り組んでいました。
次は、クウシンサイの収穫を行うことに。みんな次々と伸びる新芽を収穫していくクウシンサイを収穫できる時期だとを知っていたものの、四角豆同様、朝の水やりついでに収穫する子がいなかったので、いつの間にか伸び放題でワサワサに。私たちが食べるにはちょっと茎が太くなりすぎて硬くなったものや、花が咲き始めているものもありました。私たち美味しく食べられる状態ではないものは、代わりにヤギに食べてもらうので、ワサワサになったクウシンサイを一度リセットするべく、全ての葉や茎を採り、丸坊主にすることにしました。
茎が太くなっても、折るとパキッと音がするので、気持ちよさそうに採っていました。しかし、大量のクウシンサイを、私たちが食べる用とヤギのエサ用に選別する作業が大変でした。やってもやっても終わらない作業に、つい地べたに座り込む子がいましたが、その時アゲハチョウの幼虫を発見!数人が「なになに~?」と覗き込み、「うわ~気持ち悪い」と言うなか、Hkさんだけは素手で掴み、可愛がっていました。
最後に、小松菜の収穫をしました。小松菜も、異常気象のせいか、それとも種の蒔き方がまずかったのか、発芽率がイマイチで、加えて、せっかく成長したものも虫食い穴だらけで、上手く育てられたとは言えない結果。しかし、成長した分だけでも収穫をということで、育っていた小松菜を全て根ごと収穫しました。
そして、川で鍬を洗ったり、ヤギの冬用のエサにするために虫食い穴だらけの小松菜をビニールハウスに干したりして、この日の畑作業を切り上げました。
24/10/18