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売木村の山村留学ブログ

1月12日 スケート活動①

12日(日)は、お隣の岐阜県にある“クリスタルパーク恵那スケート場”に行き、スケート活動を行いました。
11時から、長野県出身で、平昌オリンピックスピードスケート女子500m金メダルリスト小平奈緒さんによるスケート教室が開催されるため事前に申し込みをし、高校受験を控えた中学3年生のJさん以外の8人で、その教室に参加することに。朝6時に起床し、10時からの受付に間に合うよう8時にはセンターを出発しました。
思いのほか早くスケート場に着いたので、しばらく待機し、受付(・入場)開始と共に列に並び、スケート靴やプロテクター、ヘルメット等のサイズ合わせをしました。移動の車中で寝ていた子も、徐々に覚醒し、スケートリンクを見て心を躍らせながら、スケートの準備(手袋装着、靴紐結びなど)をしました。スケート靴の紐は、きつく、下から順番に締めていき、足首部分はとにかくしっかり締めて結ぶ方が良い(滑りやすい)と言われています。しかし、普段紐靴をはかずスニーカーの紐さえ結ばない子たちばかりなので、結び方が分からない・・・。「これで合ってる?」「この後どうするんだっけ?」などと言いながら結んでいたため、結んだ後に大人がチェックしてみると、残念ながらゆるゆる。最終的にはほとんどの子が大人にできるだけきつく締めて、蝶結びをしてもらう始末。

全員スケート靴を履き終えたら、丁度スケート教室開始時刻だったので、ゴムマットの上で小平奈緒さんや結城コーチたちと一緒に準備体操をし、リンクに上がりました。スケート経験者は、リンクに上がる瞬間は少し怖かったようですが、少ししたら氷上を滑る感覚を思い出し、手すりから手を離していました。しかし、スケート初体験のHtさんとKさんは、なかなか手すりから手が離せません。まずは手を前に出し膝を曲げて腰を低くする“ペンギンのポーズ”を教えてもらい、そのポーズで歩くという指示が出ましたが、2人は全く動けませんでした。へっぴり腰でなかなか進めなかったので、スタッフの方に手を取っていただき、少しずつ前に進んでいました。これまで家族と何度かスケートを楽しんだことがあると言っていたAoさんとAsさんは、初めてペンギン歩きをしたようで、最初は歩みが遅かったけれど、次第に感覚を掴み、ペースアップしていました。次に、片足ずつ滑る“やじろべいのポーズ”や“飛行機のポーズ”でやじろべえや飛行機になりきって滑りました。

そして、その後はフリー滑走ということで、自由に滑りながら、小平さんやスタッフの方にマンツーマンで教えてもらうことに。恥ずかしがり屋の山留生たちは、小平さんに近寄ったり話しかけたりすることなく、山留生同士で固まって滑っていました。しかし、まだ氷上の滑りに慣れていなかったHtさんとKさんに滑り方を教える様子を見ることができました。
また、SさんとMさんは、昨年度のスケート活動中に遊んでいた“少しスピードをつけて滑り、膝でスライディングをする”という、人間カーリングのような遊びを、この日も楽しんでいました。Asさんも真似て挑戦し、3人で楽しそうにしていました。

最後に写真撮影ということで、適当に並ぶと、運よくMさんの隣に小平さんが!肩を寄せていただいた瞬間があったようです。いいですね~♪

教室が終わり、休憩室で昼食のお弁当を食べ食休みした後は、各々でスケートを楽しみました。滑らかに滑っていた上手な人を「師匠1来た!すげー」「師匠2来た!真似しないと」などと、勝手に師匠と仰ぎ、こっそり真似をしたり、ストーキングしたりしていたSさんや、一人でひたすら滑っていたHkさん、希望者を募って鬼ごっこをしていた子たちなどがいました。Htさんは、慣れてきた頃に400mリンクデビュー。初めに比べ、ずいぶん滑れるようになっていました。
また、勝手に師匠と決めた方に教えを乞い、直接指導していただいた子もいました。「5m先を見ると良い」「スーッと刃を滑らすように」など、滑るコツを伝授していただき、少し上達していました。

まだまだ滑り足りない様子の子どもたちでしたが、15時15分には滑走終了。借りていたヘルメットや靴、プロテクター等を返却し、センターに戻りました。疲れていたのか、帰りの車中では、いびきをかいたり、寝息を立てたりして、ほとんどの子がぐっすり眠っていました。
今季中に、もう一度スケート活動を予定しています。前日に行ったスキーとスケートのどちらが好きかと問われると、ほとんどの子がスケートと回答。スケートをする機会が再度あるかもと聞き、「やったー!」「早く行きたい!」と、スケート活動を心待ちにする子どもたちでした。

25/01/21

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