4月5日(土) 村めぐり
43期が始まって最初の週末活動として、村めぐりを行いました。グループごとに歩きながら、売木村にもやっと訪れた春を感じたり、これから1年間暮らす売木村がどのような場所なのか、どのような自然に囲まれているのかなどを知ったりすることが目的です。
まずは、この日数時間を共にするグループのメンバーと地図を見て、目的地を決めました。


必要な持ち物をカバンの中に入れ、いざ出発!継続生は少し不安そうな表情を浮かべていましたが、新入園生はワクワクした表情でスタートしました。


少し人見知りな性格の継続生 Asさんは、リーダーの重責を感じながら、Hnさん・Tkさんとあまり会話が出来ないまま、速いペースで長下地区にあるポットホールを目指しました。無事ポットホールに辿り着きましたが、売木川の水量を考慮しポットホールの間近まで行くことはやめ、上の方から眺めて、岩倉地区へ引き返しました。また、時間に余裕があったので、“CAMP屋うるぎキャンプフィールド”を目指しつつ、それまでほとんど会話をする事ができなかった反省から、Asさんが話を振り、3人で会話を楽しみながら歩きました。


平谷峠の手前の桜を見に行った後、長下地区のポットホール付近を目指す予定だった継続生のAoさん率いるIさん・Yさんグループは、まだ開花していなかったので、桜の木を見つけることが出来ず、早々に諦め、長下地区に向かうことに。しかし、不確かな道に迷い込み、川沿いを歩く羽目になってしまいました。そして、岩倉川沿いから出ないまま川の流れのそばで昼食のお弁当を食べ、なんとか道に出て、通学路を歩いて道の駅に向かいました。


継続生のHtさん率いるKさん・Tmさん・Sさんグループは、旭地区にある“河川公園”まで何度も小休憩をとりながら、スローペースで歩いていました。河川公園でお弁当を広げた後は、道中や公園で見つけた笹の葉で笹船作りに挑戦。せっかくなら流してみようと、河川公園の前を流れる売木川に作った笹船を流す体験もしてみました。


そして、たまたま道の駅で鉢合わせたHtさんグループとAoさんグループは、なぜか川遊びをする流れに・・・。軒川に架かる久助橋の下で裸足になり、ズボンの裾を捲り上げ、冷たいと言いながら遊んでいました。


16時には全員センターに戻ってきました。少し疲れた様子を見せる子も。
また、今回の村めぐりでは、6つのミッションが課せられていました。他のグループがどのようにミッションをクリアしたか聞くために、簡単な報告会を行いました。
道中で見たキジや土筆・たんぽぽ等をスケッチしたり、フキノトウやヨモギ等を採ってきたり、通学路脇の湧き水を飲んできたりと、各グループで春を感じられたり、売木村の自然を感じられたりしたことが良く分かりました。「みんなで一緒に歩くことができて良かった」、継続生からは「春休み前は感じられなかった春の訪れを感じられた」等の感想も聞かれました。


25/04/07