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売木村の山村留学ブログ

4月12日(土) 畑作業

12日(土)の午後は、43期最初の畑作業を行いました。
まずは、ミーティングで田畑の違いを聞いたり、今回植えるじゃがいもが今後どのように成長していくかを確かめたりしました。

次は、早速外に出て畑を起こすことに。数日前にセンター長さんが機械で起こし、肥料の一つとなる牛糞堆肥を混ぜ込んでくれていましたが、体験として、みんなで平鍬を使って起こしました。冬の間に固まった土を柔らかくする作業です。初めて鍬を握る新入園生は、継続生をお手本にして頑張って鍬を振るっていました。しかし、雨上がり後、土が水分を大量に含んだ状態だったので困難を伴っていました。

一面起こせられたら、畝立てをしました。継続生が大体立てて、新入園生がさらに土を盛るというチームワークで立てました。しかし、継続生も久しぶりの畑作業なので、あまり上手くいかず・・・。一部だけ畝幅が太かったり細かったり、全体的に曲がったり、くねくねしたりと、畝立ての難しさを痛感していました。一方、一人で畝立てをした(指導員が幾らか補助しましたが)中学2年生のKさんは、初めて畝立てをしたのにもかかわらず、まずまずの出来だったので「前世は農家かもしれない」と、ドヤ顔で話していました。

次は、じゃがいもの種芋を植えました。まず、30㎝の株間を測ります。次に、手首が埋まるほどの穴を掘り、化成肥料を施し、少し土を戻してから、種芋を入れて土を被せます。一人で種芋を植える子もいれば、ペアを作り、化成肥料を撒きと種芋を植えに分担して作業する子たちもいました。

そして、種芋を植えた畝にマルチシートを張りました。先に継続生が見本を見せ、その後に新入園生も挑戦!前世が農家さんではないかと言っていたKさんは、やはり上手にできていましたが、他の子たちは、マルチをピンと張れなかったり、鍬で土を上手に被せて押さえられなかったり、鍬や長靴でマルチに穴をあけてしまったりしていました。
みんなが全ての作業を体験できるように役割を変えながら、計8本の畝にマルチを張りました。

最後に、使った鍬をセンター近くを流れる沢で洗ったり、センターに戻り、洗濯板で軍手を下洗いしたりしてこの日の畑作業は終了しました。
種芋から芽が出てマルチを押し上げ始めた頃にマルチに穴をあけ、晴れの日が続いた時は交代制で水やりをしていきたいと思います。美味しいじゃがいもが出来るかな?

25/04/17

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