4月13日(日) 陶芸体験(お茶碗・箸置き作り)
13日(日)の午後は、お隣の阿南町にある陶芸体験館へ陶芸体験をしに行きました。
まずはお茶碗作り(飯碗)!電動ロクロを使って作るか手びねりで作るか、どちらか体験したい方を選べるとのことだったので、各自選んで作ることに。


電動ロクロを使って作る体験を選んだ継続生3人と小学4年生のYさん、6年生のTさんは、初めての電動ロクロに興奮。回転する粘土の感触にTさんは笑いが止まりませんでした。しかし、徐々にお茶碗の形になってくると、どの子も顔が真剣に。小学6年生のAoさんと中学2年生のAsさんは、一端の陶芸職人さんのようなオーラを放っていました。
電動ロクロを使うと、みんな少し似たような形のお茶碗になってしまいますが、よく見ると5人ともバラバラ。「○○さんのは少し丸っぽいけれど、○○さんのはシュッとしている」など、成形し終えたお茶碗をみんなで見比べ、品評会のようになっていました。


手びねりを選んだ子たちは、なかなかきれいな形にならず苦戦・・・。縁が広がりすぎてしまったり、理想のお茶碗の形にならなかったりしましたが、お互いの作品を見合ったり、スタッフさんに助けていただいたり、頑張って自分で修正してみたりしていました。そして、なんとか満足のいく形に作り上げたら、数あるスタンプからいくつか選び、お茶碗の外側や内側にスタンプを押していました。5人の個性あふれるお茶碗が出来上がりました。


次は、箸置き作り!魚や野球のバット、アンパンマンなど、各自好きなものをかたどって粘土で作りました。また、学園生の中では犬好きが多い中、女の子3人が猫の形の箸置きを作っていましたが、平面の猫の顔や立体的な猫など、同じ猫でも少し違った形にこしらえていました。




最後に、成形後から完成までの大まかな流れを教えていただきました。そして、乾燥後、お茶碗や箸置きを素焼きしたり、本焼きしたりするための大きな窯を見せていただけることに。お茶碗や箸置きを作ってすぐに使えると思っていた子たちは「焼くんだ!」と驚き、継続生は初めて目にする窯に驚くなど、みんな窯に興味津々でした。また、釉薬も見せていただき、説明を聞きました。自分が選択した釉薬の原液がどのような色かを見ることができました。遅くとも2か月後には焼き上がるそうです。「作ったお茶碗と箸置きを早く使いたいな~」と、完成を心待ちにする子どもたちでした。


また、この日は朝から雨が降っていましたが、陶芸体験が終わり、車に乗り込もうとした時だけは阿南町は晴れていたので、車に乗る前にほぼ満開の桜を見ながら川沿いをお散歩しました。風に吹かれて舞っている花びらを掴んだり、「川と桜は映える!」と盛り上がったりしている子たちがいました。売木の桜はまだ開花していないので、まだお花見チャンスがありそう。

25/04/18