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売木村の山村留学ブログ

4月29日(火) デイキャンプ

29日の午後3時前からは、今年度の野外炊事体験第一弾として昼食(ほぼおやつ?!)作りをしました。今回のメニューはインスタントラーメン(袋麺)!お湯を沸かして麺を茹でるだけなので、初心者にも易しいい挑戦かと思われますが・・・・・一筋縄ではいかないのが野外炊事の醍醐味です。

午前中にミーティングを行い、キャンプや野外炊事のやり方について聞いたり、新入園生ドキドキのペア決めをしたりし、倉庫前で実践的なスキルをデモンストレーション形式で確認しました。
初めてマッチを擦る子、初めて野外炊事をする子、初めて自分で袋ラーメンを作る子など、初体験ばかりの子が多かったので、みんな期待と不安が入り混じった表情でミーティングやデモンストレーションに参加していました。

そして、白鳥神社春季例祭から帰ってきたらすぐ、かまど作りや焚き付け・薪集め開始。ペアを組む新入園生は、「こうする?」「ここにレンガ置いたらいいんじゃない?」「もう一個レンガ使う?」など、二人で相談しながらかまどを作ったり、継続生の見様見真似で、乾いた焚き付けや薪を集めたりしていました。

また、デモンストレーション形式で教えてもらったマッチの正しい擦り方ができていなかった小学5年生のTさんに、「こうやってやるんだよ」とペアになった中学2年生のKさんが教えている場面を見ることもできました。

なんとかどの班も焚き付けを燃やすことに成功!しかし、焚き付けの火を移すのに適した、爪楊枝くらいの細さの小枝を十分に集めていなかったり、お箸や指くらいの太さの薪を集めず、細いものから急に太い薪に火を移そうとしていたりと、細い薪から少しずつ太い薪に火を移していかないと火を大きくすることができないことをよく理解していなかった班ばかりでした。ソロで挑戦していた継続生3人も、昨年度何度も野外炊事したにもかかわらず、忘れてしまっていたのか、しっかり身についていなかったのか、適した薪を適量集められていませんでした。
適した薪をくべていかないと焚き付けだけが燃え尽き、火が消えてしまうので、どの班も「やばい!火が消える!」「どうすればいいの?」と、あたふたあたふた・・・。お助けマンの指導員らにアドバイスをもらったり手助けされたりして、なんとか火が復活しました。

お湯が沸いた班から麺を茹で、食育指導員が作ってくださった炒め物をのせていただきました。沸騰させている間に水が減ってスープが濃くなってしまった班もあったけれど、どの班も「美味しい!」と食べていました。なんとか全員食べられて良かったです。今回の野外炊事の失敗や反省を活かして、次はもう少しスムーズに火おこしできるかな?!

25/05/02

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