5月10日(土) 田植え
前日の夜からの雨が午前中まで続き天気が心配されましたが、お昼前には雨が上がり曇り空になりました。午前中に休日部活に行っていた中学生が帰ってきた午後から田植えを行いました。
昼食後に簡単にミーティング。植える苗の品種にや、株間・条間といった言葉についての説明を受けました。
その後身支度を整え、早速田んぼへ移動し田植えを開始。山留生全員での手植え(紐植え)を一度始めると途中でやめることはできません。


曇ってはいたものの気温はそんなに低くなかったので、代かきの時ほどは寒く感じなかったようでした。横一列に並び、片手に持てるだけの量の苗を持って田んぼに入ります。
あとは高性能カメラとAIが搭載された「スーパー田植えマシーン」(条間30㎝の間隔にピンクのスズランテープを付けた長いただのビニール紐ですが…)の指示通りに植えていくのみです。


手に持っているかたまりの苗から3~4本抜きとり、ピンクのスズランテープの真下に植えていきます。自分が担当する2、3列のか所に適切に全員が植える事が出来たら「スーパー田植えマシーン」が自動で20㎝前進するのでまたスズランテープの真下に植えます。これを繰り返していきます。


疲れてくるとだんだんと植え方がいい加減になってきて、1か所に植える本数が多すぎたり、植える場所がずれてしまったりしてきます。そんな時は「スーパー田植えマシーン」に搭載されている高性能カメラがすぐに察知して、植え直すように指示が飛びます。それでも直らない場合は「スーパー田植えマシーン」が暴れ出すことも…

14時半頃から田植えを始めて17時を過ぎてもまだ3分の2程しか植え終わっていませんでした。17時過ぎからは同じ岩倉地区に住んでいる学校のお友達姉妹がふらりと覗きに来たついでに手伝ってくれました。何とか18時半頃にすべて植えきることが出来ました。
しっかりと植える事が出来ていなくて、田んぼに水を入れたら次の日に苗が浮いてしまっているのではないかと心配しましたが、翌朝確認に行くと浮き苗もなく、列がそろったきれいな状態でした。
今後は水の管理や草取りをしていきます。
25/05/12