5月24日 畑作業・メンマ作り・五平餅作り
24日(土)の午前は、卓球部と文化部音楽班に所属している中学生4人が休日部活へ行ったので、小学生5人と中学生1人の6人で畑作業をすることに。しかし、学校に長靴を置いてきてしまった小学生男子2人が学校まで取りに行くことになり、畑作業は4人で。さつまいもを育てるための高畝を一生懸命立て、マルチを張りました。

さつまいもの苗を植えるのはまた後日とし、次はメンマ作り。メンマにするための幼竹を、センター近くの竹林で刈り取らせていただきました。そして、その場で皮を剥きました。皮の巻き方に興味を持ったり、初めて触る幼竹(筍として食べられる時期を過ぎたものの、まだ硬くなっていない状態の竹)に喜んだりしていました。


センターに戻り倉庫前で、再度しっかり皮を剥いたら、倉庫内で包丁を使いメンマサイズにカット!やわらかくて美味しい穂先部分の節は指で押すとポロポロと取ることができ、気持ちの良い感触なので、楽しそうに取っていました。


学校まで長靴を取りに行った2人も無事に帰園し、6人での作業。節を取り除いたり、可食部と廃棄部に分けたりした後、太さがバラバラだったり、長かったり短かったりしていましたが、幼竹の可食部全てをメンマの出来上がりを考えた形状(主に拍子木切り)に切ることができました。


そして厨房に行き、灰汁抜き作業。交代で火の番をして、時折灰汁をすくい、30~40分程火にかけました。“筍(幼竹)を火にかけると、同じイネ科であるトウモロコシの香りがしてくる”と言われています。匂いをかいで、「確かにトウモロコシっぽい」「畳の香りがするな~」など、匂いの感じ方は人それぞれでしたが、良い香りが厨房に漂っていました。



そして、仕込み作業。
幼竹の重さの30%の塩を準備し、樽に幼竹と塩をミルフィーユ状に重ねるように入れていきました。一か月ほど、温度変化の少ない所(倉庫内)で保管しておくと、徐々に発酵し、美味しいメンマが出来上がります。メンマ楽しみ~!
また、午後は翌日の三者(学園生・お家の方々・農家の父さん母さん)交流会に向け、五平餅づくりをしました。まずは三班に分かれ、お米を研ぐことから。初めてお米を研ぐ子や、今まで少し違った研ぎ方をしていた子がいたようなので、どの班もとても時間を要しました。
お米を炊いている間に、ミーティングで五平餅の形や味、作り方等について確認し、お米が炊けたら熱いうちにすりこぎで練りつぶして“半殺し”にしました。練りつぶしていくにつれ粘り気が増すお米に「もちもちですごい~」と言ったり、「美味しそう。五平餅を早く食べたいな~」と心を躍らせたりしていました。

そして一班担当分の1.2升ほどのご飯を15等分したら、串に楕円形になるように握りつけます。手先が器用なAoさんは、とてもきれいな楕円形を作ることができ、自分でも「これは上手くできたな~」と言っていました。
五平餅づくりはひとまず終了。翌日の三者交流会でいただきます。


25/05/27