売木村山村留学センター
売木学園

〒399-1601
長野県下伊那郡売木村45-551
Tel:0260-28-2116
Fax:0260-28-2116
お問い合わせはコチラ

">HOME >  ブログ >  6月28日 ヨット・カヌー体験

売木村の山村留学ブログ

6月28日 ヨット・カヌー体験

28日(土)は、村の小学生5人と一緒に、長野県最大の湖“諏訪湖”にて、船舶体験を行いました。

まずは、活動中の注意事項を聞いたり、集合からの整列、人員点呼・報告といった動きを練習したり、みんなの大切な命を守るライフジャケットの使い方を聞いたりしました。

そして、二班に分かれて午前中は1班がカヌー、2班がヨットを体験することに。
1班の子たちは、先に陸上でパドルの使い方を練習しました。今回体験するのはカナディアンカヌー。2人や3人で乗り、前後で逆方向を漕ぎ、前方に乗る人と後方に乗る人が違う動き(片方はパドルのブレードを湖につけ、片方は漕ぐなど)をすることで、右や左に曲がっていきます。前進・後進・右カーブ・左カーブ・減速の5種の漕ぎ方を学び、練習しました。
そして、いざ出艇。ワクワクした表情を浮かべながら、徐々に岸から離れていきました。

Hnさん・Tkさんペアは、最初は全く息が合っていなかったものの、前に乗るTkさんのペースにHnさんが合わせたり漕ぐ力を調節したり、2人で掛け声をかけたりして漕ぐうちに、まっすぐ進むようになりました。また、Hnさんが「前進!」や「バック―!」と、進みたい方向を指示している様子がありました。

諏訪湖までの道中で車酔いしたことに加え、だんだんと船酔いし始めたHtさんは、途中までToさんと二人乗りしていましたが、下船。Toさんは途中から小学3年生の村の子2人と一緒に三人乗りすることに。

また、後半には水のかけ合いが勃発!沈(転覆)しないようにしながら、パドルで水をかけ合い、全身ビショビショになりました。カヌーにとっては少し風が強かったので、ハーバーポンド内をぐるぐる回る事しかできなかったけれど、みんな(Htさん以外)終始楽しそうに、カヌーに乗っていました。

2班は、先日学んだロープワークがヨットのいろいろな所に使われていることを見て確認した後、「○○(名前)、乗船します」と言い、艇のバランスを考えて乗り込み、いざ出艇!ヨットハーバーの出入港時は機走(エンジンで走ること)し、湖心へ出たら、セイルを揚げ、帆走(風の力でヨットを走らせる)する体験をしました。

風向きや風の強さによって様々な方向への走り方(風の受け方)を体験し、指導員から説明もされましたが、みんなの頭にははてなマークがたくさん。それでも、一人ずつ交代でティラー操作(舵取り)をしてみました。一緒に乗艇してくださった育てる会スタッフの方のサポートのおかげもあり、混乱しながらも、みんなどうにか舵を取る体験ができました。

お昼ご飯に炊き込みご飯とお味噌汁と浅漬けを食べ、休憩した後は、1班がヨット、2班がカヌーの体験をすることに。

午前中より風が弱まったのでカヌーに乗った2班は、ヨットハーバーのポンドから少し出ることができました。川にかかる橋の下をくぐることは普段なかなかできないことで、独特な感覚なのでみんな喜んでいました。
また、Sさん・Iさん対Yさん・Kさんによる水のかけ合いが行われていました。

最後に、みんなでカヌーの片付けをし、一日一緒に活動してくださった育てる会スタッフの方々と、諏訪湖に「ありがとうございました!」と大きな声で挨拶をしてから、売木村に向けて出発しました。「また行きたい!」「カヌーめちゃめちゃ楽しかった!」「ヨットに乗った時に受ける風が気持ち良かったな~」などの感想が聞かれました。日焼け止めを塗らず、真っ赤に日焼けしてしまった子は、ヒリヒリして寝付けなかったようでしたが、ほとんどの子は体が疲れたようで、その日はぐっすり眠っていました。

25/07/08

ひとつ前に戻る