りんごの袋かけ
19日(土)午後。センター付近ではずっと雨が降っていて、止む気配がなかったので、予定していた”りんごの袋かけ”作業は明日にしようか・・・と、相談していたところ、りんご農園の方から連絡が。農園がある南一地区は雨が止んでいるとのこと。そこで、念のため合羽を準備して、車に乗り込んで農園へ。
同じ村内でも、南一地区は少し晴れていました!前回、摘果をしたりんごの木には、直径5~6cmの実が、たくさん生っていました。農園の方のお話を聞き、早速作業開始。
今回は”袋かけ”。本当はやらなくてもよい作業なのですが、8月の終わり頃に、遊び心で、文字やイラスト入りりんごを作るためにシール張りをする予定なので、その準備のために必要なのです。つまり、色づかせないよう袋で日の光を遮断し、りんごがある程度の大きさになったら袋をはずして、文字等を書いたシールを貼り、収穫時にそのシールをはがすと、そこだけ色づかず文字やイラストが浮き上がるというわけ。王林は青りんごなので、この作業は津軽だけ。良さそうな実を選んで、1人2~3袋、被せました。いい加減にすると、翌日には外れて地面に落ちてしまうと聞いたので、紙の袋の一部についている針金で、絞った袋の口をしっかりととめるようにしました。意外に難しかった様です。この日も幾らか摘果をしたのですが、中には、袋かけよりも、その実を食べることに夢中になっていた子も。
袋かけ自体はすぐに終わりましたが、次は乗用草刈り機体験!実は、前回の作業の時に、農園の方と子どもたちが約束をしていたのです。
袋かけ作業をしながら、「今日は乗れるかな?」「乗りたい乗りたい!」と、そわそわしていた子は、1人ずつ順番に乗せてもらえることになると、「やったぁ~!!」と大喜び。農園主さんに運転の仕方を教わり、ゆっくり発進していきました。慌ててしまう子もいれば、とても慎重に運転する子もいました。顔をこわばらせてハンドルを握る子がいる一方で、嬉しくて自然ににこにこしてしまう子も。車の下で草が刈られていくので、伸びた草の上を走らないと意味がないのですが、なぜか前の子が走った跡を同じように走る子もいました。りんごの作業に加え、貴重な体験をさせていただきました。
14/07/20