箸づくり
31期生最初の活動は村めぐりの予定でしたが、大荒れの天気ということで、延期に。
晴れ間ののぞいた午前中に竹を取りに行き、これから自分たちが使うはしと、5月の終わりにある渓流釣り祭りで使う、釣ざおつくりをしました。
箸にする竹は孟宗竹。
太くまっすぐな竹を選んで伐り倒します。
いつも竹を切らせてもらっているお家のおじいちゃんが、伐り方を教えてくださいました。
釣ざお用の竹は淡竹。
あまり太すぎる竹だと、重くて釣りをしていられなくなってしまうので、なるべく細くて長いものを探しました。
伐り出した竹はセンターで枝をとり、1本の竹竿に。
しばらく外に置き、乾燥させます。
竹を切り終わったら、いよいよ箸づくり。
1本の竹を分けてみんなの箸を作るこの活動は、これから一年間みんなで頑張っていこうという約束の活動でもあります。
子どもたちにも話をして、それぞれナイフで箸を作りました。
竹を切るにはノコギリ、枝をとるのや竹を割るのにはナタ、けずるにはナイフと、この日は3種類もの刃物を使いました。
最初は「怖い」と言っていた子もいましたが、安全な使い方を教えてもらいチャレンジ。
自分自身で使ったり、大人が使っている様子を見ることで、刃物の便利さ、危険な使い方をしてはいけないということを、実感してくれたようです。
作った箸は早速昼ご飯で使いました。
これから1年間、自分で作った箸を大事に使っていきます。
13/04/09