味噌作り
毎年恒例の味噌作り。
今回は、昨年作った味噌の天地返しと、今年のみそ仕込みの両方の作業をみんなで
行いました。
活動前日には大豆を洗い、大きな鍋で水にひたしておきました。
当日の朝は6時起床。起きたらすぐに大豆の水を切り、大きなドラム缶でできた鍋に入れて、
蒸します。
この鍋は、センターのある岩倉集落の人たちが昔使っていたもの。
最近は味噌を作る人がほとんどいなくなってしまったということで、昨年地域の方からゆずって
いただきました。
豆を全部入れたらふたをして、下のくど(かまど)に火を入れました。
火がついたら、交代で朝食。
そのあとは、火の様子を見ながら昨年のみその天地返しをしました。
1年たった味噌を味見してみると、まだ色は薄いもののしっかりと味噌の味がしました。
継続生は「俺たちが作った味噌うまい!!」と感動。
「今年はもっとおいしい味噌を作るぞ!」と気合が入りました。
天地返しは1時間ほどで終わり、後は豆がやわらかくなるのを待つだけ…
ところがなかなか豆が蒸しあがらず、蒸し上がりは午後3時過ぎとなりました。
その間には、火の様子を見ながらお昼ごはんを食べたり、村のお祭りのもち投げに参加させて
もらいました。
もち投げから帰ってきたら、豆がちょうど蒸し上がったところ。
これを味噌すり機にかけてミンチにし、こうじ菌と塩、水を混ぜて、たるに仕込みます。
最後に塩でふたをして、その上に笹の葉をしいて完成!
一日がかりの大変な作業でしたが、みんな最後までしっかりと仕事をしてくれました。
味噌はその後の天気や水加減によっても全く違う味になるのだそう。
食べられる日を楽しみに待ちたいと思います。
13/05/01