必死のキャンプとのんびりキャンプ
6月に入って、学園では2回のキャンプ活動を行いました。
1回目は、岩倉ダム湖にあるキャンプ場でのキャンプ。
3人1組、2つの食事班に分かれて自分たちでメニューをたて、子どもたちだけで火をつけてご飯を作りました。
みんなが考えたメニューは、親子丼、シチュー、ナン、プリン・・・などなど。
どちらの班も、早い時間から3人で協力して必死のご飯作りに取り掛かりました。
「火がつかない!」「野菜どうやって切ったらいいの?!」「薪がなくなっちゃった、とってきて!!」とさまざまなハプニングを乗り越えて、なんとかご飯にありついたのは、夜8時をすぎた頃。
ちょっと焦げてしまったり、味がうすかったりもしたけれど、自分たちが苦労して作ったご飯は、こよなくおいしかったようです。
翌日の午前中は湖で釣りをしたり、きれいな石探しをしたりして遊びました。
2回目は、シャワークライミングとキャンプの活動を予定。
ところが、その週の初めには売木村直撃か?!という激しい台風と、さらに前日にもばっちり雨が降ってしまい、川が増水。
シャワークライミングは残念ながら延期ということになってしまいました。
キャンプ当日の2日間は運よく雨も降らなかったので、のんびりとキャンプを楽しむことに。
キャンプ場までの道では、蛇に出会って驚いたり、道の脇にはキイチゴも発見!
みんな我先にとたくさんとって、「おいし~い」とほおばっていました。
キャンプ場についたらテントを張って、全員で夕食作り。
前回とはまた違った、ゆったりとしたスケジュールですごすことができました。
子どもたちからは、「また自分たちで料理作りたいな」「今度は2人の班でやってみたい」という声も。
みんな2回の活動で、すっかりキャンプが好きになった様子です。
1学期のキャンプ活動はこれでおしまいですが、2学期には1人でのソロキャンプも計画中。
6人の子どもたちは、たった1人で3食火をたいてご飯を作り、暗闇の中でも過ごすことのできる、逞しいキャンパーになれるのでしょうか・・・!?
これからのキャンプがますます楽しみです。
12/06/26