脱穀
稲刈りから3週間。
今度は脱穀の作業を行いました。
脱穀は、茎にたくさんのお米がついた稲穂から、籾(もみ)の状態にすることです。
最初は昔ながらの作業を体験してみようということで、センターにて「千歯こき」と「足踏み脱穀機」を使っての作業に取り組みました。
どちらも力のかけ具合や、機械の動かし方など、ちょっとしたコツが必要な道具。
なかなかはかどらない作業に、
「昔の人ってこんな大変なことやってたの?!」
約1時間かけて、20kg分の脱穀ができました。
その後は田んぼへ移動して、機械での脱穀作業。
ずらっとはざかけされた稲をおろし、機械に乗せると、セットした袋にどんどんと籾がたまっていきます。
稲を運ぶ人、機械にかける人、脱穀の終わったワラを結ぶ人に分かれ、黙々と作業をしました。
ひたすら作業しつづけ、ついに、最後の一束の脱穀が終わりました。
機械での作業とはいえ、想像していたよりもずっと大変な作業で、みんなへとへと。
もみは全部で5俵収穫できました。
その日の夕飯は、手作業で脱穀したお米!
「味が全然ちがう!おいしい!」と、おなか一杯いただきました。
春から始まった米作り。
食べ物を作る大変さや食べ物の大切さ、感謝の気持ちを、農作業の体験を通して少しでも感じてほしいと、活動を重ねてきました。
自分たちの作ったお米を、感謝の気持ちを込めて、毎日食べていきたいと思います。
12/10/29