収穫祭！！
１１月１０日、１１日に、売木学園の収穫祭を開催しました。
１年目の子どもたちばかりの収穫祭。
初めてのことばかりで戸惑うことも多々ありましたが、なんとか２日間を乗り越え、自分たちのお父さんお母さんにも、農家の父さん母さんにも、そして、学校の先生方や村の方々にも、見に来てくださったみんなに喜んでいただけた収穫祭になりました。
１日目は、「収穫発表会」ということで、これまで取り組んできた「個人研究」や、４月からの自分を振り返って書いた「心の収穫作文」、そして、みんなで練習してきた太鼓を発表しました。
個人研究発表では、新しい味の五平もちを開発した子(トマトみそ味と、あんこ味。どんな味だと思いますか？)、売木村から海まで歩いた子、野生動物の骨格標本を作った子など、個性豊かな発表となりました。
子どもたちの意表を突く発想や、思いがけない発見に、会場からは感嘆の声や笑い声が聞こえ、子どもたちもそれを受けて、いきいきと発表させてもらうことが出来ました。
発表会が終わったら、お世話になったみなさんをお招きしての懇親会です。
テーブルには、みんなのお父さんお母さん、そして里親農家の母さんたちが作ってくれたごちそうがズラリ。
材料には、もちろんみんなで作ったお米や野菜、そして農家さんから頂いた野菜やキノコがたくさん使われています。
おいしい料理と、大人はお酒をいただきながら、それぞれの話に花を咲かせました。
子どもたちによる里親農家のみなさんの紹介や、発表会で披露出来なかった太鼓の演目を発表したり、修園生のみなさんと一緒に太鼓をたたくこともできました。
翌日は、保護者のみなさんが主催するバザーです。
焼きそばにフランクフルト、ラーメン、フリーマーケットなどなど、修園生や保護者OB、指導員OBのみなさんも手伝ってくださり、盛りだくさんの出店。
天気はあいにくの雨でしたが、学校のお友達や農家のみなさん、地域の方々が遊びに来てくださり、とても賑やかなバザーとなりました。
最後は学園生の太鼓発表と保護者会長さんの挨拶で終了となりました。
翌日は月曜日。
学校から帰ってきた子どもたちは、口々に「みんな太鼓かっこよかったって言ってくれたよ！」「先生から作文が良かったって言われた」と、しゃべり始めました。
いろんな方から好評をいただき、子どもたちも自信になった様子でした。
今回の収穫祭を通して、これからみんなで過ごせる時間の短さ、最後の「修園のつどい」までの目標など、これから自分がやるべきことが見えてきました。
残り４カ月。
どんな毎日を過ごし、どんな気持ちで３月を迎えるのか。
これからの子どもたちの成長がますます楽しみになった２日間でした。
みんなよく頑張った！！
12/11/14