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売木村の山村留学ブログ

5月5日午後

5月5日(水)の午後、“苗づくり”をしました。5月下旬頃になったら、畑に野菜の苗を植える予定で、購入して植える苗もありますが、自分たちで作れそうなものは種をまき、苗に育ててから定植します。その種まきをするのが、苗づくりの活動。ミーティングの後、午前中にもちつきをした倉庫を片づけ、3人ずつ4グループにわかれて軽作業開始。

まず、何の野菜の種をまきたいか決めました。手始めに、かぼちゃ・スナップエンドウ・はぐら瓜・四角豆の中から選択することにしましたが、一緒に作業をする同じグループの人と話し合わず、一人で主張する子も…。決まったら、ビニールポットを指示された分だけ数えてかごに広げ、ポットの八分目くらいまで野菜用培養土を入れていくことに。

どのグループもポットの数は十数個だったのですぐに数え終わり、培養土を入れ始めましたが、あまり協力できていないグループもありました。次に種を受け取り、形状と数を確認。野菜によって種の大きさや形が違い、一粒まくものもあれば三粒まくものもあります。ポットの数と種の数を照らし合わせ、一つのポットに何粒の種をまけばよいのかがわかった子どもたち。続いて、かぼちゃの種をまくグループは、ポットの真ん中に、指の第一関節くらいまでの深さの穴を一つ開け、三粒まく はぐら瓜・スナップエンドウ・四角豆の種まきを担当する子たちは、ポットの土に三つの穴を開けました。

そして、その穴に種を入れていきます。初めて見る四角豆の種や薬品処理された青色のスナップエンドウに驚きながらも、慎重に作業。かぼちゃのような平べったい種は、平らな面を地面と平行になるようにまくので、かぼちゃ担当のグループは“横平まき”になっているかどうかをしっかりと確認していました! 小さくて薄っぺらいはぐら瓜の種を、注意深くまいていた子たちも。全ての穴に種を置いたことを見届けたら、覆土しました。できたら、かごを倉庫の外へ。

次に、クウシンサイ・いんげん・枝豆・小豆の中から、種をまきたい野菜を決め、説明を聞いたら、ポット・かご・種を受け取り作業再開。先ほどと同様に進めていくのですが、今度は二十数個から五十個のポット苗を作るので、少しだけ大変でした。ビニールポット同士がくっついており、かごに広げても50個なかったり、土を入れていくのに手間取ったり、クウシンサイの茶色の小さな種を150粒、目を血走らせながら数えたり。どれも3粒ずつまくことにしましたが、全てのポットの、指で開けた穴に種を入れ終えたかどうかを確認しないうちに、土で覆ってしまい、わからなくなってしまったというグループも…。どうにか取り繕った様ですが、他のグループも自分たちの担当分をよく確認した後、丁寧に覆土。

予定していた種を全部まき終えたら、中庭の暖かいビニールハウスの中で育てるので、ポットを入れたかごを手分けして運び、並べて置きました。

最後に如雨露でたっぷりと水やり。これから毎朝、当番が水やりをし、発芽し育つよう見守っていきます。

21/05/25

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