10月9日
ついに待ちに待った稲刈りの日がやってきました!
5月の田植えから約5か月。センターの田んぼは黄金色に輝いていました。
午前中、中学生5人は部活のため学校へ。残された小学生は稲を刈った後に結束するための藁の準備を始めました。
藁の山から少量を手に取り、手櫛の要領で袴の部分やごみを取り除いていきます。早いうちにコツを掴んだのか、みんな黙々と手を動かして作業を進めていきました。
さらに、その藁を水でぬらしてを木槌で打って柔らかくしていきました。木槌使いのセンスを開花させた学園生も・・・。それぞれ分担して効率的に動く姿が見られました。
なかなかの量がありましたが、一時間ほどで十分な量の藁を準備することが出来ました。
中学生が帰ってきてから昼食を食べミーティングをした後、田んぼへと移動。
田舟代わりのそりで稲刈りに臨みます!午前中に準備した藁を手分けして運びます。
鎌の使い方や注意事項の説明を受け、まずは一人ひとり、収穫祭時に使用する祭壇用の稲を一株刈りました。
それぞれ気に入った稲を刈り、名札を付けたひもでくくったらいよいよ稲刈りです。田植えの時と同じように横一列になり少しずつ前に進む方法で作業を進めていきました。
センターの田んぼは、機械化が普及した現代の田んぼとしては決して大きくありませんが、手作業となると話は別。一株ずつ鎌で刈り、適当な太さの束にしてから結束していく作業はなかなかの重労働。 結束するのに苦戦した子もいましたが全体としては思いのほか作業は早く進み・・・
一時間ほどで、ほぼ刈り終わりました。
刈り終えたら結束をした稲を集めて、稲架(はざ)にかけて乾燥をさせていきます。学園生は体中に稲束を纏い、稲架の傍まで運ぶ事に。
「かゆい~!!」「チクチクする‼」・・・稲束をそんなに抱えたらそりゃかゆいことでしょう・・・ただ、それだけたくさん収穫できたことは本当に喜ばしいことです!すべての稲束を稲架にかけ、作業は終了。2~3週間ほど乾燥させ、次の作業の脱穀に臨みます。
21/10/15