10月16日
10月16日(土)午前中、部活動に行った中学生男子2名以外の10人で、畑作業とヤギの冬のえさ集めをしました。
9時から、まず畑で、1か月ほど前に種をまいた源助かぶ菜の間引きをすることに。一か所に二粒の小さな種をまいた マルチシートに開けた穴からは、発芽してまだ か弱い感じがするものの順調に育っている源助かぶ菜が、ちゃんと二株出ている所と、一株だけの所、源助かぶ菜ではなく雑草が生えている所がありました。二株出ている所をそのままにしておくと、必要な養分を土から得ることができなかったり、日光を十分に浴びられなかったりして、一つひとつが小さく弱々しい苗になってしまうので、次第に大きくなっていく過程で間があくよう抜くことが“間引き”。今回の作業では、よく育っている菜をひとつ残し、虫食いの穴があるものや生育の悪い菜をすーっと引き抜くことに。
種まきを担当した列の間引き作業を、責任をもってすることにしたのですが、源助かぶ菜の代わりに雑草が顔を出している穴が随分たくさん続いていたり、種をまいた覚えのない 畝と畝の間の通路から発芽していたりして、「あれっ?」と首をかしげる子たちも! 皆、二株を見比べて残す方を傷めないように、丁寧に間引いていきました。間引く必要がない箇所もあったので、あっという間に作業が終わった列も。他に、小松菜やほうれん草の間引きと、数本の畝の片づけもしました。間引き菜は食べられますが、ヤギのえさにすることに。マルチをはがした後、鍬で畝を崩し 軽く均して片づけた所が広くなっていくと、今年の畑作業もだんだん終わりに近づいている感じが…。
畑作業は30分ほどで終わり、続いて、ヤギの冬のえさ集めに行くための準備をしました。そして、車に乗って数分の場所(9月25日(土)に活動した所)へ。
今回もクズの葉を採集することにしたのですが、前回から3週間も経ったので、葉の状態が良くありませんでした。「あんまりないじゃん!」と言いながらも、ヤギのために、辺り一面を覆っているクズの葉を採り尽くす気持ちで手を動かし始めた学園生たち。手順も前回と同じように、つるから葉柄部分を折りとり、大きな3枚の葉を下にして葉柄の根元を揃えながら束ねて持ち、つかめないくらいの太さになったら、指定された場所に置くことに。川沿いなので、川面に見えるたくさんの魚に気を取られたり、虫や他の葉っぱに注意が向いたりする子たちはいましたが、鼻歌を歌いながらも手際よく手を動かす子たちも多く、一時間ほどでだいたい採り尽くした感じになったので、センターへ戻りました。クズの葉採りは時期的にもう遅いので、今後、ヤギの冬のえさ集めは桑の葉狙いになりそうです。
午前11時頃からは、個人体験活動や民舞練習など収穫祭の準備に取り組みました!
21/10/31