12月18日
炭焼きを始めて2週間あまり。3日ほどで焚口や煙突をふさぎ窒息させましたが、学園生は農家入りをしていたため今までそのままにしておきました。
今回は窯出し作業です。
窒息させるために土をかけてあったのですが、まずその土の除去から始まりました。土の中から炭窯を”発掘”すると・・・
中には黒くてなにやらホコリっぽいものが・・・
無事、灰にはならず炭になっているようです!ひと安心。
交代でどんどん炭を取り出していくと、途中には炭のようだけれど重かったり、あからさまに表面が木の色をしていたりと生木も多く、全体の1/3は十分に炭化していないものでした。
窯の掃除を終わらせ、せっかくなので完成した炭と完全に炭化していないものを比べてみることに。
完成度の高い炭は煙やにおいが出ず、反対に生木は写真のとおり炎も出るし煙もすごく「これじゃ、屋内で使えないね・・・」と残念そうな学園生でした。
さらに女子を中心に、焚火台ではなく自分専用の炭を育てる奇妙な集団が・・・
彼女ら曰く、足先や手先を温めることに集中することで、寒さが和らぐのだとか・・・
何よりこの日は日中でも気温が低く、火の温かさを改めて実感できました。
21/12/18