9月24日
5月のデイキャンプ、6月の1泊キャンプに続くキャンプ第3弾。今回は地元の4~6年生の希望者を募り「うきうきキャンプ」と 名付けて行いました。以前はみどりの少年団活動で4~6年生は7月にキャンプを行っていましたが、諸事情により現在は行われていません。良いフィールドがあるのにキャンプの経験をすることなく小学校を卒業していくのはもったいないので数年前より地元の子にも声をかけています。今年は6名の応募があり、山留生9名と合わせて15名で活動しました。
13時半過ぎ、地元の子たちが集合したところで簡単にミーティング。今回のキャンプの食事作りはみどりの少年団キャンプに倣って6年生・中学1年生をリーダーとする2~3名グループ4班に分かれて活動し、中学2・3年生はソロで行うことの説明を受けました。なおかつ中学2・3年生男子はテントも一人一張りはり、完全な”ぼっちキャンプ”です。
ミーティングではあえて大人から細かい説明をせずにテントの建て方や火のおこし方や飯盒でのご飯の炊き方などはリーダーを中心に経験者が初めての子に教えることとしました。
ミーティング後にさっそくテント設営です。一度建てたことがあってもしばらく経つと「あれ、このポールはどっちにささるんだっけ?」とか「シートの向きはこれでよかったっけ?」という声が聞こえてきます。”ぼっちキャンプ”の2人は一回り小型のテントを独りで難なく建てきりました。
テント設営後は夕飯作りに取り掛かりました。キャンプが初めてという子もいたので夕飯は飯盒で人数分のご飯を炊くのみにし、具沢山の豚汁は厨房で用意してもらうことにしました。山留生は飯盒で何回もご飯を炊いているのでチョロいはずです…。お米を計り、研ぐ人か、かまどを準備したり薪を集めたりする人などに分かれて作業を進めました。
チョロいミッションのはずなのに「あれ、お水どのくらい入れるんだっけ?」とこの先が不安になるような発言をする山留生もいました。
マッチ1本で割とすぐに火のついた班もありましたが、前日の大雨の影響で焚きつけや薪が湿気ていたのでついた火を大きくすることがどの班も難しかったようです。でも、煮込み料理をするわけではなく多くてもお米3合を炊くだけなので火がつきさえすれば何とかなります。
マッチを擦ることが苦手な継続生女子2名はマッチを使わずファイヤースターターを使って着火を試みるもなかなか火がつかず、入れ代わり立ち代わり大人がアドバイスしたり、手を貸したりしました。
早い班は18時前に、遅い班も19時過ぎには夕飯を食べることができました。多少、硬い、軟らかいはあったもののどの班も美味しかった様で「飯盒で炊いたご飯って炊飯器のご飯よりおいしくない?」なんて声も聞かれました。お鍋いっぱいあった豚汁もほぼ完食でした。
夕食後は片付けをして焚き火の定番『焼きマシュマロ』をみんなで楽しみました。
その後は星がきれいに出ていたので星空を楽しみつつ、夜のお話を聞きました。この日は新月が近かったので天の川がきれいに見られたり、流れ星を見たりすることができた子もいました。
21時少し前にテントに入り就寝。テントに入って数分後に見に行ってみるとすでに寝袋に入って寝ている姿もありました。
22/10/04