1月28日
1月28日(土)、センター敷地内に降り積もった雪の除雪作業をしてから、(朝から部活動に行った中学生は不参加でしたが)3名は愛知県の茶臼山高原スキー場にスキーをしに行きました。「早くスキー場に行きたい!」「いっぱい滑りたい!」という気持ちで一時間強 過酷な肉体労働をこなした子どもたちは、準備をしたりスキーブーツを履いたりして、10時45分頃には車に乗ることができました!
11時15分頃スキー場に着きました。一時間ほど練習してから昼食を食べて午後も滑るか、早めに昼食を食べて午後たっぷりと滑りたいか、希望を聞いたところ 皆 「おなかすいた~!」と言うので、とりあえずお昼ごはんにし、午後たくさん滑ることに決定。ハードな除雪作業を体験し、お腹が空いていたとみえて、早々に食べ終わると、「今何時何分?あと何分休憩?」「もうスキーの準備してもいいかなぁ。」と食休みも切り上げようとし、矢も楯もたまらない様子でした!
12時15分頃から講習開始。入念に準備体操をし、
これまでの活動で随分お世話になったベルコンに乗り、ファミリーゲレンデを2本ほど滑って足慣らし。
緩斜面ですが、方向転換技術のひとつ キックターンが身についているかどうか、プルークのスタンスでまっすぐに滑ったり止まったり、スピードをコントロールしたりできるかどうかもチェックしました!
小学生がリフトに乗るのは学校のスキー教室以来となるので、乗り方・降り方をしっかりと確認してから、リフト乗り場の列に並びました。どの子も危なげなくリフトに乗り、じっと座って待ち、降り場でさっと立ち上がるなど、安全に乗り降りすることに成功。
全員 山頂に揃ったので、雪を冠った南アルプスをバックに記念撮影! 初めて山頂から滑走する子もいたので、一本めはコースを下見しながら降りることに。Aコース(てっぺんからファミリーゲレンデまで)は1,000m、最大傾斜22度・平均傾斜13度。
ひとまずプルークボーゲンでたくさん滑って、感覚を身につけよう! ということで、この日はわかれてではなく、3人一緒に練習することにしました。初めは、先に滑って止まっていた子に突っ込んでいったり、他人のスキー板を踏んで絡み合って転んだりしていましたが、リフトに乗って再び山頂から滑走するなど数をこなしているうちに、自然とステップアップしていきました!
Bコース(1,000m、最大傾斜25度・平均傾斜18度)も、中まわり・小まわりなどいろいろな弧で何度も滑ってみました。スキーの基本姿勢はもちろんのこと、ストックの構え方や荷重抜重など それぞれが自分の課題だと思うことを意識して、滑るようにしました。
しかし、滑り出しは自分の課題を意識して練習したり滑ったりできるのに、途中から必ずと言っていいほど暴走してしまう子も! 減速しない、転べない、止まれない…という状態で、今回の活動では運よく、人との衝突や立ち木への衝突など大きな事故に繋がることはありませんでしたが、見ている方が肝を冷やす場面が何度もありました。
ストックなしで滑る練習を怖がり拒否していたものの、基本姿勢を確認するために、バックプルークでズルズルとゆっくり滑る練習などには精力的に取り組んでいた3人。ゲレンデをプルークボーゲンで滑りまくったり、斜度や斜面状況に応じて滑り方や練習の内容をいろいろと変えたり。そして、リフト乗り場まで滑ると、リフトに乗って上がり、ゲレンデを滑り降り、またリフトに乗って…を繰り返しました。悪天候ではなかったけれど、リフト乗車中には寒さに震える時もありました。
16時近くまで、滑り倒しました! 最後の一本は、練習して習得したことを自分の滑りに落とし込んだり、まとめあげたりすることに。
スキー操作の技術を高め、様々な斜面に適した滑り方で安全にスキーを楽しむことができるようになった子も! 緩斜面では、小さなプルークかできるだけ板を揃えた状態で、スピードにのって気持ちよく滑り降りていた3人でした! 怪我なく無事に、活動終了。
23/02/04