売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

4月8日・9日

4月8日(土)の夜、毎年恒例の足形とりをしました。
山村留学生の心構えに「山村留学中は、いつでも自分の足で歩き、自然と会話し、自然の中でたくさん遊びます。」とあります。学園生はこの一年でたくさん足を使うことでしょう。山村留学生活が始まった4月と、終わる3月の足の形や大きさを比べることで、成長が目に見えて分かるのです。
単純に足のサイズが大きくなるだけでなく、土踏まずが無く扁平足だった子が、一年間たくさん歩くことで、土踏まずができることもあります。土踏まずが形成されるのは8歳頃と言われていて、その年代にどれだけ足を使ったかによって足の形が決まってくるそうです。そのため、中学生になると形が変わりづらくなりますが、一年間たくさん歩くことで、変化する子も多いでしょう。扁平足だと、路面からの衝撃の吸収や緩和が難しくなり、足全体の負担が大きくなります。そのため、長時間の歩行が難しかったり、脚が疲れやすくなったりするといわれています。 今期は、特に目立つほどの扁平足の子はいませんでしたが、来年の3月に再び足形をとる時には、より土踏まずができている子が多いのではないかと思います。一年でどれだけ足の形が変わるのか、とても楽しみです。

また、今日も引き続き基本的生活習慣や生活技術を習得しようとしています。

4月9日(日)は、ごみの分別や、洗濯板の使い方を教わりました。
各市町村でごみの分別の仕方は異なりますが、「郷に入っては郷に従え」というように、売木村で生活するには売木村のごみの分別方法に従わなければなりません。「短くなった鉛筆を捨てる場合はどうする?」や「古くなった靴を捨てる場合はどうする?」など、学園生が捨てそうな具体的なものを例に挙げて、細かく分別について学びました。

洗濯板を使ったことがある子もいたけれど、使ったことがない子もいたので、改めて使い方を学びました。

ドロ汚れしている洗濯物などは、そのまま洗濯機に入れてもきれいになりません。また、ほかの洗濯物にも影響が出てしまうので、汚れた洗濯物は先に下洗いをすることが必要です。中学生が学校に履いていく白い靴下や、センター活動で何度も使う軍手を洗う時などに、洗濯板が役立ちます。物を大切に使うためにも、洗濯板の正しい使い方を身につけて、必要時には適宜下洗いをしていきます。

23/04/19

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