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売木村の山村留学ブログ

8月26日

8月26日(土)は、川遊びに行きました。もうすぐ夏が終わってしまい、夏の醍醐味“水遊び”ができなくなってしまいます。川の水が冷たくて入れなくなる前に、予定を変更して一学期十分にできなかった川遊びをすることになりました。
今回のフィールドは、隣町の阿南町にある、和知野川が流れる旧二瀬キャンプ場です。和知野川は売木村を流れる売木川と合流し、天龍村との境で天竜川に合流します。ミーティングで、今回遊ぶ場所は売木村から流れてきている川だということや、服装や持ち物について聞き、ナップザックに荷物を詰めて10時前にはセンターを出発しました。
車に揺られること30分、旧二瀬キャンプ場に到着。トイレを済ませ、準備体操をして川に入る準備をしました。
近年川での水難事故が多くなっています。学園生たちはライフジャケットを着用し、川での注意事項を聞き、バディを組んで、相手が何をしているかどこにいるかを常に確認しながら川遊びをすることを約束しました。
そして、「入っていいよ」という声を合図に、一斉に川へ入りました。しかし、川の水は冷たく、なかなか歩みを進める子がいませんでした。そんな中、水が大好きなSさんは早速川の中でしゃがみ込み、全身川に浸かりました。見ている方が寒くなるようでした。 他の子はしばらくして少しずつ冷たい水に体を慣らしながら川に入っていきました。水に肩まで浸かった瞬間は冷たくても、一度浸かってしまえば慣れるものです。キャーキャー言いながら遊び始めました。

少しすると、足のつかない淵で泳ぐ子と、水際や浅瀬で遊ぶ子に自然と分かれました。
浅瀬では、魚が大好きなJさんと、その影響で魚に興味を持ち始めたTさんが魚を網で捕まえていました。川で泳ぐよりも、たくさん泳いでいたとても小さな魚を捕まえるのに夢中でした。

今回の川遊びでのルールの一つとして、“指導員が吹くホイッスルの音が聞こえたら、直ちに川から上がってバディと手を合わせ、点呼をとる”というのがあります。それぞれ手を合わせ、学園生が全員いることを確認したら休憩です。30分に一度ホイッスルの音が鳴りました。休憩中は、日光浴をする子がいたり、石をバランスよく積む遊びをする子がいたりしました。

お昼には、お弁当のお供と熱中症予防に即席みそ汁を作るためのお湯を沸かすため、皆で薪拾いをし、火をおこすことに。以前野外炊事やキャンプの時に行ったので、要領はわかっているはずです。しかし、遠慮してなかなか火おこしに参加しない子がほとんどでした。火は一度消えそうになりましたが、やかんの湯を沸かすだけなので、何とか火を保ち、みそ汁を飲むことができました。

午後からは、希望者のみ、岩からの飛び込み体験をしました。淵の近くにある岩に登り、淵に向かって飛び込みます。水面から1mほどの高さからの飛び込みです。最年長のMrさんが飛び込み、他の子も続きました。飛び込みにはまったSさんとNさんは、何度も繰り返し飛び込んでいました。水面に浮かべた浮き輪に飛び込んで輪の中に入る挑戦もしました。なんとSさんは一発で成功!「スポッとはまるから楽しい」と喜んでいました。

また、さらに高い、水面から4mほどの高さから度胸試しの飛び込みも体験しました。初めはあまりの高さに怖気づいていましたが、これまたMrさんを筆頭に他の子も次々飛び込んでいました。

雲行きが怪しくなってきて、体も冷えてきたため、早めに切り上げることに。すると、着替えをしようとした瞬間、とても大きな雷鳴が轟きました。急いで屋根のある所へ避難しました。雷が鳴ったのはその一回でしたが、急いで着替えを済ませた頃雨もパラパラと降り出したので、、車に乗り込み、センターへ。
帰りの車では、ほとんどの子が爆睡。遊び疲れたようでした。

23/09/06

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