4月4日 入園のつどい
4月4日(木)、売木学園の42期がスタートしました! 自家用車やバスなどを利用して、昼過ぎに続々と山留センターに到着した子どもたちは、お家の方と一緒に、まずは荷物の搬入や整理をしました。緊張した面持ちの子や、お家の方にべったりな子、久しぶりの再会を喜ぶ継続生たちなど、それぞれがこれから始まる山村留学生活に期待や不安を抱いているようでした。
15時半から入園のつどいを行いました。お家の方や、村長さんをはじめ、つどいにいらしてくださった村の方々に囲まれながら、信州で春にいち早く咲くダンコウバイの花枝を一人一枝ずつ持って入場。それを全員が一つの飯盒に挿していき、ダンコウバイの花が再び咲く来春まで同じ釜の飯を食べて力を合わせて山村留学生活を送ることを誓いました。 そして、自己紹介。名前と学年、出身地、1年間の目標などを発表し、お家の方からも一言いただきました。自然や虫とたくさん触れ合いたい、体力をつけたい、継続生として新入園生の面倒を見たい、コミュニケーションをとりたいなど、それぞれの目標を掲げた子どもたち。堂々と自己紹介をしていました。
次に、学園長さん、村長さん、育てる会の部長さん、売木小中学校の校長先生などいらしてくださったお客様からお祝いの言葉をいただきました。 また、春はタラノメやカンゾウなどの山菜が採れ、冬は雪景色がきれい、最初は足が痛くなるけれどそのうち通学路に慣れるなど、継続生が新入園生に対して学園の暮らしの紹介と歓迎の言葉を述べました。
そして、「山村留学中は、いつでも自分の足で歩き、自然と会話し、自然の中でたくさん遊ぶようにします」「ものを大切にし、使えなくなるまで使います。また、派手な服装やぜいたくな物は欲しがらず、じっとがまんができる力を身につけます」など、山村留学中の心構えをみんなで宣言しました。 つどいは一時間ほどで終了し、最後に入園記念の写真撮影をしました。
42期は、小学生3名、中学生8名(継続生4名、新入園生7名)の合計11名です。縁あって42期生として出会えた仲間(擬兄弟姉妹)と共に、これから1年間生活していきます。楽しいことや嬉しいことだけでなく、つらいことや大変なこともあると思いますが、みんなで助け合って良い一年を過ごせるよう頑張りましょう。
24/04/13