8月25日 畑作業、体験留学会①
25日(日)は、天候があまり良くなかったので、予定していた川遊びはやめ、雨がやんでいる合間を見つけて畑作業をしました。
まずは収穫。前日に取り残していたつるなしインゲンや枝豆などを採りました。枝豆(早生種)は、収穫適期ようで、虫食い箇所や、黒くなっている箇所がある枝豆もありましたが、みんなで手分けして選別すると、食べられそうな枝豆も発見することができました。「お!これふっくらしている」「これはちょっと食べられないか」とぶつぶつ言っている子や、「これはOK?」と周りの人に何度も確認する子や、相談し合う子たちがいました。
次は草取り。夏休みの間に通路にはびこっていた雑草を根こそぎ取ることに。大きく広がるスベリヒユは簡単に根っこから抜けましたが、根が張っているオオバコや、地面を這うように生えていたりまだ小さかったりする雑草は抜きにくそうにしていました。あまりにも根っこから抜けずに雑草をむしり取る感じになったHkさんは、土を長靴の底でズリズリ。摩擦で草を抜こうとしていました。また、それを見たAtさんも真似を。しかし、二人とも草を抜きにくくしているだけでした。諦めたHkさんは草取り鎌を借り(便乗してJさんも借りていました。)、表面だけ取り繕うのではなく根っこから草を抜き取っていました。
最後に、前日の続きでみょうがを少し採ったところで、雨がパラパラ。丁度お昼でもあったので、センターに避難しました。
お昼からは、今年度初めての体験留学会がありました。今回は小学生4名の参加。お互いに自己紹介をし、午前中に収穫した野菜の下処理を一緒にすることにしました。
ピーマンのヘタと種を取ったり、甘長トウガラシのヘタを取ったり、インゲンのヘタと筋をとったり、枝豆のさやの両端部分をはさみで切り落としたり、みょうがを洗ったりしました。作業をしながら体験留学生とおしゃべりすることができて、学園生は嬉しそうでした。
そして、“おやつ”として、採って下処理をした枝豆を茹でて食べてみることに。みんな「やったー」と喜んでいましたが、茹で加減チェックとして味見した子の表情が怪しい・・・。美味しくないのかなと味見をしていない子たちは不安になっていました。
茹で加減は良いということで、いざおやつタイム。しかし、「アタリ(美味しい枝豆)がほとんどない、ハズレ(美味しくない枝豆)多めのおやつだよ」と言われ、食べ始めました。一つ食べた子たちは案の定まずそうな顔や渋そうな顔をしていました。いつかアタリが食べられるかもと、何個か口にしていた子も毎回美味しくなさそうな顔をしていました。
「一回だけアタリきた!」「ちょっと美味しいのもあった」と話す子もいましたが、収穫適期に収穫することの大切さを少し痛感した様でした。最後に口直しとして、畑で採った完熟ミニトマトを食べた時は、みんな美味しそうな顔をしていました。トマト好きなKさんは、「やっぱりトマトだね」と言っていました。
24/08/30