売木村山村留学センター
売木学園

〒399-1601
長野県下伊那郡売木村45-551
Tel:0260-28-2116
Fax:0260-28-2116
お問い合わせはコチラ

">HOME >  ブログ >  1月19日 スキー活動②

売木村の山村留学ブログ

1月19日 スキー活動②

19日(日)は、朝から売木学園のホームゲレンデである茶臼山高原スキー場でスキー活動を行いました。9時過ぎにセンターを車で出発し、9時40分頃にはゲレンデの下の方で準備体操をしました。
そして、今回も初級者チームと経験者チームに分かれて講習開始。
経験者チームは、転んだ時の起き上がり方や、キックターン等のおさらいをしてから、リフトに乗ってスキー場の上の方から滑走しました。しかし、あいにくの曇天で時折雨のようなみぞれのようなものが降る時もあり、景色は残念ながら良いとは言えませんでした。風が冷たいと感じる時もありましたが、最終的な目標の一つである“パラレルターン”に近づいたりできるようになったりするように、様々な練習をしながら何本も滑走しました。

初級者チームは、まだ2回目のスキーなので、最初はスキーブーツの感覚をことから。準備運動も兼ねて、雪上を歩きました。そして、スキー板を装着して歩き(平面を滑り)、滑走時の姿勢をおさらいしたら、階段登行(カニさん歩き)で緩斜面を登り、プルークスタンス(ㇵの字)で滑走してみました。ゲレンデの表面の雪が少しとけていたたからか、板の滑走面(ソール)に雪がへばりついて滑りにくく、初めは苦労していたものの、何とか滑り出したらAsさん、Aoさん、Htさんは真っ直ぐ滑れていました。Atさんは、板を上手くハの字にできず変な方向に曲がっていってしまいました。その後、スピードをコントロールしたり、止まる練習をしたり、曲がる練習をしたりもしました。止まるべきところで止まれなかったり、思わぬタイミングで転んでしまったり、怖くてわざと転んだりストックで止まろうとしたりと、上手くいかない時もありましたが、「どうやって止まるの?」「(動作をして)こうで合ってる?」と聞いたり、恐怖心を克服するにはどうすべきかを考えたりしながら滑走していました。

また、ストックを持たずに滑走もしてみました。ストックに頼って緩傾斜に立ったり、ストックを使って無理矢理止まろうとすることが何度かあったAsさんはとても不安げでしたが、ストックが無くても案外平気!Aoさんと「ストックを持たない方が滑りやすい!」と、意気投合していました。

経験者チームも初級者チームも、午前中しっかり滑ったので、昼休憩に入る時は疲れた様子が見られました。「もう今日は滑らなくていいかも」と話す子も何人かいましたが、昼食と休憩で体力を回復させ、午後からも滑走しました。

初級者チームは、ベルコンに乗り、緩斜面で引き続き止まったり曲がったりする練習をしました。プルークスタンスで行きたい方に視線(顔)を向けたり、足(ブーツ)のサイドを触ったり、飛行機のように腕を左右に傾けたりと、様々な方法で曲がる練習をしました。また、滑走中に安全な転び方をしてみることに。この後、リフトに乗り中斜面を滑走すると、初級者の子は大体転んでしまうため、転んだときの立ち上がり方をおさらいするためです。止まったり曲がったりする練習中にほとんど転ばなかったHtさんは、わざと転ぶのが怖く、転び方も良く分からなかったようで、転び方がとてもぎこちなかったです。
そして、リフトの乗り方、降り方を教わり、乗っている間の注意事項を聞き、いよいよリフトに乗車!リフト係りの方に挨拶をし、なんとかリフトを止めることなく乗ったり降りたりすることができました。HtさんとAoさんは、リフトのバーをがっしり掴み、Atさんはキョロキョロして鳥やアニマルトラッキングを楽しむなど、リフト乗車中の様子は各々でした。

午後も、天気は相変わらずでしたが、初級者チームがリフトに乗ったのに合わせて、経験者チームもリフトに乗ったので、山頂で集合写真を撮りました。

そしてその後は、初級者チームは2本、経験者チームは3本程滑走し、この日の活動は終了。初級者チームには転ぶ子がいたり、上手く止まれない子がいたりと、緩斜面と中斜面を滑る難しさの違いを体感したようです。「怖かった・・・」とこぼす子もいましたが、確実に滑れるようになっています!何事も“練習あるのみ”ですね。

経験者チームは、最後は自由に滑りました。SさんとHkさんは速いスピードで滑走していましたが、まだ少しだけ恐怖心があるMさんは、自分のペースで、アドバイスを思い出しながら落ち着いて滑っていました。

25/02/03

ひとつ前に戻る