9月23日 そば刈り
秋分の日の23日(火)は、学園長さんの畑で、そば刈りをさせていただきました。このそばは、学園生が7月下旬に種を蒔いたものです。種を蒔いてから収穫するまで3か月程かかるのが通常ですが、稲同様、今年は生長が早く、約2か月後に収穫時期を迎えました。


まずは、センターの倉庫前で結束用の藁を準備しました。


そして、歩いて10分ほどの場所にある畑に向かい、稲刈り鎌を使ってどんどん刈っていきました。刈り方は、稲と同じですが、稲と比べて茎が太かったり、そばを少し引っ張っただけで根っこから抜けてしまったり、周りの雑草が邪魔をしていたりしたので、稲よりも少しだけ刈りにくそうにしていました。しかし、学園生たちは稲よりも少ない力で刈ることができ、また、茎の中が空洞になっているので、刈った瞬間に“ポンッ”と鳴ることに快感を得ていました。


刈ったものは、藁で結束しました。稲よりも結束しやすかったので、稲刈りの時は結束できず刈る専門だった子が、この日は結束出来ていました。


休憩と称してサボる子たちや、手を動かさずに口だけ動かしていた子たちがいたので、予定を大幅に超え、お昼を過ぎても終わらず・・・。
一度センターに戻り昼食を済ませてから、午後も行うことにしました。


午前中に全て刈り終えていたので、午後は、結束したり、結束できない子たちは結束したものをはざの近くに運んだり、刈り残したそばや落ちているそばを拾ったりしました。


そして、はざにかけました。高身長のKoさんやHnさんが「みんなが届かない高いところは、高身長の俺らがやらないとね!」と言いながら、結束したそばをはざにかけていました。
また、最後にみんなで、落ちているそばがないかくまなく探しました。落ち穂拾いのプロ(自称)であるAsさんとAoさんが大活躍で、「プロは、下をちょっと見ただけでそばの実(茎)を見つけられるんだよね~」と、得意げに言い、落ちているそばを大量に拾い集めていました。
2週間ほどはざにかけて天日干しをしたら、次は脱穀作業です!
25/10/05