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売木村の山村留学ブログ

11月29日・30日 冬の準備活動

2日にわたり、冬の準備活動をしました。
29日の午前中は、休日部活に参加しに行った中学生3人以外の6人で、畑の片付け。来年度もたくさんの作物を収穫できるようにと、冬の間は寒さを利用して土づくりをします。そのため、畑一面を一度軽く耕し、平らにしておきます。
マルチを剥がして小さくたたんだり、土を均したり、また、ビニールハウスのビニールを剥がしたりしました。土を均すのは、継続生のAoさん以外は少々苦戦・・・。上手く鍬を使えず、いくらやっても表面が凸凹していました。また、Aoさんや指導員が綺麗に均した所に足を踏み入れ、「せっかく均したから足跡つけないで」と、注意されていた子たちもいました。しかし、見様見真似で作業し、徐々に綺麗に均せるようになっていました。

次に、包丁を使って白菜とキャベツの収穫をしました。キャベツの根は少し硬いので切りとるのに苦労していましたが、みずみずしい大きなキャベツを収穫することができました。
そして、収穫した白菜とキャベツの外葉を剥がしたり、アブラムシがついている部分や少し傷んだ部分を切り取ったりし、形を整えた後、生長止めとして、芯の部分に包丁で切り込みを入れました。
外葉を取ると少しスリムになるので、「だいぶ小さくなっちゃったー」と言ったり、「うちの子かわいいでしょ!」と、自分で収穫し、整えた白菜やキャベツを愛でたりしている子たちがいました。

そして、冬の間(とは言うものの、すぐに食べ切ってしまいますが)保存しておくために、採った白菜とキャベツを一つずつ新聞紙で包み、米袋に詰めて温度変化の少ない倉庫で保管することにしました。

29日の午後からは、全員で源助かぶ菜の収穫をしました。源助かぶ菜は、飯田・下伊那地方の伝統野菜に認定されている漬け菜の一つです。この辺りには長く厳しい冬の間の重要な保存食として、かぶ菜を漬け物にして、春まで少しずつ食べるという食文化が残っています。
先にかぶ菜、次にマルチシートを剥がしてからかぶを収穫し、最後に、取り残したかぶがないかチェックしながら畝を鍬で崩して土を平らに均しました。かぶ菜とかぶの境目を包丁で切り、黄色く変色したり虫食いがあったりして食べられない菜っ葉を切り落としてからカゴに入れるよう指示がありましたが、収穫後にカゴを見てみると、食べられない葉っぱがついたままのものや、境目に包丁を入れておらず、かぶの上部がついた状態で収穫したものがたくさん!指導員がやり直しをするはめに。

かぶは、大小様々だったので、「これ大きい!」と、大きいものを収穫できた時に喜んでいる子たちがいました。

そして、継続生の3人が山留1年目の子たちに大変な作業だと話していた、“かぶ菜洗い”を開始しました。4槽に分かれ、バケツリレー方式で水洗いをしていく作業です。最初は大したことない作業ですが、徐々に手が冷え、日がかげるとより一層冷え込み、手がかじかんで思うように指が動かなくなります。しかし、漬け込んだ後、食べる前に洗って食べる漬け物ではないので、漬ける前に綺麗に洗い、虫や汚れを落とす必要があります。大変ですが、特に重要な作業です。
「手が動かなくなってきたー」「冷たいー!」と言いながらも一生懸命作業する子たち、冷たさを紛らわすために雑談をする子たち、黙々と作業する子たち、しっかりチェックせずに次の槽へかぶ菜を回そうとする子たちなど、様々でした。きちんと作業している女の子たちは、さぼってばかりいる子たちにイライラ。「ちゃんとやって!」「(作業が)終わらないじゃん!」と、注意の声が飛ぶ時もありました。

一周では全く綺麗に洗えていなかったので、もう一巡しましたが、それでもまだ汚れや虫がちらほら。そのため、30日の午前にもう一周し、計三周かぶ菜洗いをしました。

「やっと終わったー!」と喜んでいましたが、かぶを洗う作業がまだ残っていました。一通り泥を落とし、やっとの思いで洗う作業は終了。「手が動かないー」「お湯~」と、言いながら昼食のためセンター内に戻りました。

午後からは、体験留学生と一緒に、かぶ菜を切り漬けにしたり、干しかぶにするためにかぶを切ったりする作業をしました。かぶ菜は、包丁で2~3cm幅にカットしました。女の子たちは、最初から最後まで2~3cm幅でカットできているように見えましたが、男の子たちは、段々幅が広がっていく子たちがほとんど。「大きすぎない?」と、時々指導員らに指摘されていました。
かぶは、皮を剥き、5㎜幅くらいにカットしました。見ている指導員がヒヤヒヤする包丁使いの子もいましたが、各々好きな形に切り、楽しそうにしていました。

最後に、樽に漬け込む作業。切ったかぶ菜と調味料(醤油・ザラメ・酢)を混ぜ合わせ、重石をし、倉庫に保管することにしました。
醤油とザラメの匂いで、食欲が掻き立てられた学園生。「美味しそう~!」「早く食べたいな~」と言っていました。漬けてから2週間ほどで食べられるので、楽しみです♪
切ったかぶは、天日干しにし保存食に。食べたい時にそのまま食べたり、戻してお味噌汁等に入れていただいたりする予定です!
冬の準備をいくつか体験できた週末となりました。

25/12/08

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