38期 4月3日
4月3日(金) お昼過ぎから、38期生とそのご家族の皆さんが車で続々と山留センターへ。とても良いお天気。子どもたちは、不安そうな面持ちで荷物を搬入し、整理をしていました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、38期の入園のつどいは、3つの「密」を避けるよう対策を講じ、規模を縮小し時間を短縮して予定より早い午後3時から行うことに。
38期生たちは、お家の人たち・村の来賓の方4名・学園職員の見守る中、春に逸早く花が咲きとても良い匂いがする”檀香梅”の枝を手に、一人ずつ入場。ひとつの飯盒に挿していき、檀香梅の花がまた咲く来春まで、皆で力を合わせて生活したり活動したりしていくことを誓いました。
それから、自己紹介をし、山村留学中に頑張りたいことやこの1年の目標などを発表。
お家の人からもひとこといただきました。
そして、学園長さん・村長さんや小中学校の校長先生からお祝いの言葉を聞いた学園生たち。
継続生から新入園生たちに、学園の暮らしの紹介と歓迎のことばも述べられました。
また、「いつでも自分の足で歩きます。」「ものを大切にし、使えなくなるまで使います。また、派手な服装やぜいたくな物は欲しがらず、じっとがまんができる力を身につけます。」「マンガやテレビ、ゲームなどから離れ、自然の中で何でも自分で体験し、その体験から学ぶというように努力します。」といった山村留学生の心がまえを全員で読みあげ、1年間忘れないようにし、全員で協力して、充実した売木村での生活を送るよう頑張ることを宣言。つどいは30分余りで終わりました。
終了後、恒例の記念撮影をしました! 38期生は小学4年生から中学2年生までの、男子3名・女子5名。昨年度からの継続生が2名・新入園生が6名、小学生5名・中学生3名の8名での生活がスタート!
村の教育委員会は、新型コロナウイルスの感染者が急増している県外から来た留学生たちのことを考慮し、県内で生活を始めてから2週間を経過するまで登校を見合わせ、山留センターに待機させることを決めました。だから、翌日の小中学校の入学式や始業式にも出席できないことに。よって、38期生のご家族の皆さんもこの日のうちに退散されました。例年とは違う山村留学生活の始まりになりましたが、荷物整理をした学園生たちは、早速 お風呂の入り方や食事の配膳の仕方など、基本的生活習慣や生活技術を教わり、実践。就寝前には新入園生たちも、布団の敷き方・畳み方、シーツの使い方を覚え、 自分のことは自分でする生活も始まりました。基本的な生活習慣や生活技術をしっかりと身につけ、早く気持ちのよい集団生活を送ることができるようになるために、これから頑張っていきます!
20/04/05