4月13日から
新型コロナウイルス感染症が全国的に拡大していることを受け、国から緊急事態宣言が発令され、長野県からも4月9日から22日までを感染対策強化月間とするアナウンスがありました。そして、県内市町村教育委員会に対し、臨時休校を含めた感染リスク低下の取り組みの検討が求められ、売木小中学校は13日(月)~19日(日)までを臨時休校とすることに。山村留学生たちは3日に入園したものの、長野県内で生活を始めてから2週間を経過するまでは登校せず、山留センターに待機しているので、合流する日(20日(月))の変更は今のところありません。しかし、状況を見て臨時休校を延長するかどうかの判断は16日(木)にされるそうです。留学生たちは20日までの平日、村文化交流センターぶなの木内の図書室で自習したり太鼓練習をしたりして、お昼はお弁当を食べ、小中学校の下校時刻の一時間前にぶなの木を出発し、徒歩でセンターに帰ってくるというパターンで過ごすことになっていましたが、13日から17日までの日中は、ぶなの木には行かず山留センターで過ごすことに変わりました。
とはいえ、登校日の生活リズムを身体に覚えさせたい時期なので、13日からも6時起床の生活パターンを採用。朝の当番活動をし、朝食をとって片づけたら、身体を動かすことと通学路に慣れるために、小中学校まで徒歩通学練習。もちろん8時までに着くように、時間を意識して歩きます。(13日は、レインスーツと長靴を着用して傘をさし、雨の日の徒歩通学練習となりました。)その後、小一時間かけて帰園。ちょうど9時にセンターに着くような速度を身体に覚えさせる訓練?のようなものです。(写真は、15日の9時頃に帰園した女子3人。)
手洗い・うがいなどをしたら、勉強に取りかかります。学校の担任の先生が持ってきてくださったプリントや課題などを自習。学習室の方が集中できるという子たちもいれば、
わからないところを聞いたり教え合ったりしやすい食堂で勉強を進める子たちもいます。(写真は、14日の10時前頃)
学校の休み時間のように、途中 休憩をはさみながらお昼まで自習。集中力が続かない子もいますが…。
学校給食の時間にだいたい合わせ、12時半を過ぎてからお弁当を食べ、食休みをすると、13時半から1時間 太鼓練習。藍羽さんが指導にきてくださっています。(写真は、14日の様子)
16日までは毎日1時間 太鼓に触れます。例年だと太鼓練習は、子どもたちにほぼ基本的生活習慣が定着する6月頃から始めますが、今年度はイレギュラーでのスタート。藍羽さんの指導が終わった後も、30分くらい自主練習をしている学園生たちです。
15時からは、自習に戻ります。やるべきことが終わった子は、読書をしたり葉書を書いたり遊んだり。夕方、洗濯物を取り込み、入浴・夕食・掃除…と続きます。
20/04/15