自然の恵み
記録的な暖冬だったので春の訪れが早く、春が旬の山菜も早いのでは?と期待していましたが、4月に入ってから 暖冬の帳尻を合わせるかのような低温傾向が続きました。そして、山菜は平年並みの採り時を迎えたようです。5月の連休頃、センターの周りには食べ頃の山菜が!!
5月3日、宿題をしたり活動をしたりする合間の自由時間に、山菜採りを楽しんだ子がいました。付近を散策しながら、まず こごみ・タラの芽を採取。他人の土地のとても美味しそうなタラの芽を物欲しそうに見ていたら、なんと幾つも採ってくださいました!
よもぎやわらびも少々。思いがけずたけのこまで発見! 掘る道具を持っていなかったので、全体重をかけて折り採ろうと試みていました。
更に、花わさびや葉わさび、タラノキをワイルドにした姿のハリギリの若芽、コシアブラの若芽などをゲット! 数日後の夕食メニューが山菜の天ぷらの予定だということで、収穫物も加えてもらおうと、食育指導員に渡しました。
5月6日には、小雨の降る中、ほとんどの学園生が山菜採りに興じました。夕食の献立が天ぷらということで、山菜を採りに行くことになったのですが、天ぷらにする山菜はもう大量にあったので、ほぼわらび採りに。他には、こごみ・葉わさび・たけのこ・イタドリ・ウドなどを…。
採ってきたものを種類別に分けて洗ったり、わらびやたけのこはあく抜きなどの下処理をしたりしました。夕方、大量の山菜を油で揚げて天ぷらにするお手伝いをしていた子も! この日の晩ごはんには、超贅沢 山菜尽くしの天ぷらをたらふくいただいた学園生たちでした。後日、こごみの和え物やわらび丼、たけのこ汁などもいただきました!
コロナ禍であっても変わらない自然の営みに、学園生たちは感謝の気持ちと畏敬の念を抱いた様です。
20/05/12