売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

9月13日

例年、運動会が終わると、11月に予定しているセンターの”収穫祭”の準備に本腰を入れる時期になります。9月13日(日)、午後から雨という天気予報だったので、午前中に畑作業をし、午後に収穫祭のミーティングを行う予定でした。しかし、朝から雨が降っていたので予定を変更。前日に小中学校の運動会が終わったので、この日の午前に収穫祭についての話し合いを少ししました。
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午後2時から畑作業をすることに。まだ雨が降る心配があったので、とりあえずカッパを羽織って畑へ。通路の草とりをしていると、暑いくらいの日差しになってきたので、全員 カッパを脱ぎ捨てて、草取りに専念。午前中に降った雨で、土に湿り気があり、作業が捗りました。畑全体が1時間強でだいたいきれいになりました。しかし、さつまいもや枝豆の葉などが鹿に食べられたことが発覚!
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次に、この日の主な作業に移りました。3週間ほど前にまいた秋冬野菜の種は古いものだったので、案の定 発芽率が悪く…。そこで、漬け菜の”源助かぶ菜”の種をまき直すことに。まず、先ほどまで”はぐら瓜”や”まくわ瓜”が植わっていた畝に被せていたマルチシートを、再利用するために、破らないように剥がしました。
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そして、露わになった畝の土の中に残っていた長く伸びた瓜の根を取り除き、鍬で耕し始めた学園生たち。3つの畝を再利用することにしたので、元の畝を活かすよう、あまり大きく鍬を振るわずに耕すことが意外に難しかったようでした。それから、畝の中心部に溝を掘り、堆肥と肥料をまいて土を埋め戻す溝施肥をし、畝を整えました。高畝にする必要はないので、元の畝に戻す感じで鍬を使い、形を整えたり表面を平らにしたりして仕上げ。過乾燥を防ぐために、畝全体に如雨露で適量の水をかけて湿らせてから、マルチシートを被せました。再利用マルチなので、既に真ん中に数個の穴が開いていましたが、ぴんと引っ張るように長靴で踏み、鍬を使って両側に土を載せて押さえながら、後退していきました。
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どうにかマルチシートを被せ終わり、種まきをする準備が整った2畝のマルチシートに、種をまく場所の印を棒でつける作業。”源助かぶ菜”は、条間30cm・株間15cmの2条植えにするので、その間隔に棒で小さな穴を開けていきました。
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マルチに開けた穴を種がまけるくらいの大きさに広げ、土の表面を均したら、いよいよ種まき! 前回と同様に、点まきすることにし、ひとつの穴に3粒の種をまき、軽く土をかけて鎮圧。とても小さな種なので、数えたり、落としてしまったものを探したりするのに苦労していました。ちゃちゃっとまいた子、丁寧にまいた子…と様々でしたが、全員まき終わると、今度はちゃんと発芽しますようにと祈りながら、たっぷりと水をやりました!
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それから、学園畑で初めて育ててみた”シカクマメ”の収穫体験! 「へぇ~! シカクマメってこんなのなんだね。」と初めて見る、莢の四方に翼があり、切ると断面が四角形のマメに驚きの声をあげながら、12cm前後になったものを採りました!
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次に、”インゲンマメ”や”モロッコインゲン”の収穫。初めての子もいましたが、これまでに何度か適当なものを収穫したことがある子たちがてきぱきと作業していました。
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最後は売木村の特産品のひとつ”ミョウガ” の収穫。学園畑の端の方に植えっぱなしにしていたもので、学園生は何の世話もしていませんが、花が咲いてしまったものがたくさん!!
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ミョウガの収穫は初めてという子が多く、「ミョウガ採るの、なんか楽しい!」などと言いながら、蚊に刺されることも気にせず、どんどん分け入って採りまくっていました! 花が咲くと味が落ちると言われ、収穫適期を過ぎているわけですが、子どもたちには、花が咲いていてわかりやすかった様。
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午後5時になったので畑作業を終了し、片づけをしました。

20/09/15

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