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売木村の山村留学ブログ

9月19日

数日前、6月に摘果作業をさせていただいたりんご農園の方から、そろそろ収穫の時期だと連絡をいただきました。そこで、9月19日(土)の午前9時から、りんごの収穫体験をさせてもらうことに。
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センターと農園は5kmちょっと離れていますが、学園生たちは歩いて、つがるの収穫をしに行きました。農園主さんに挨拶。
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りんごを下から持ち上げるようにすると、簡単に上手に採れると習った後、とりあえず丸かじりするりんごを、指定された範囲の木々をよく見て、ひとつ採ってみること。赤く色づいていて、りんごのお尻の部分に穴が開いたような空洞ができているものがおいしいと聞いたので、そのようなものを血眼になって探し始めた学園生たち…。
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「奥の方もいいよ!」と農園の方が声をかけてくださったので、どんどん奥の方へ行き、時間をかけて吟味し、これだ!と思うりんごをひとつ選びました。
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服やハンカチでりんごをピカピカに磨きあげてから、かぶりつく子どもたち。「うまっ!」「甘い!」「ジューシー。」「さわやか。」「シャキッとして香りもよくておいしい!」と口々に言いながら、笑顔で食べていました。
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その後、木に生っているりんごを全てではなく、先ほど教えてもらったおいしいりんごの見分け方を活かして採り、かごの中へ。手が届く高さの枝に生っているものはもちろんのこと、脚立や台を使い、高い所に生っている甘くて香りがよくておいしそうなものも収穫。
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摘果をもう少しすればよかったことと、梅雨に雨が多かったことで、一つひとつの実があまり大きくならなかったり、何らかの原因で、実のお尻の辺りが茶色くなるものができてしまったりしたそう。しかし、夏にほとんど雨が降らなかったので、とても甘いりんごになったのだとか。
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よく見ると、結構大きくてきれいに色づいたものや、実にくっついていた葉をはがすとその部分だけ日に当たっておらず、赤色の中に葉の形が黄色っぽく浮かびあがり 文字や絵入りりんごのようになっていたものも! 「あれ、大きくていいんじゃない?」「あれ、しっかり色づいてておいしそう!」「このりんご見て! ハート形の模様が入ってる!」などと言いながら、どんどん収穫する子がいる一方、農園の方に「これ、甘くて美味しいと思うから、食べてごらん。」と勧められたり、”さんさ”という品種のりんごをいただいたりして、結局二つ三つ食べ、ほとんど収穫せずに食べていただけの子たちもいました。
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教わったように、実を優しく持ち上げるようにしてもぎとれる時もあれば、注意しないと軸がぽんと抜けてしまったり、枝や葉と一緒に実がとれてしまったりした時も…。それぞれ、丁寧にもぎとることを心がけ、かごに入れたり運んだりする時も少しの衝撃で傷がついたり傷みの原因になったりするので、細心の注意を払いました。そして、皆で喜びに浸りながら、かご4つからあふれるくらいのつがるを収穫させていただきました!
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1時間ほどして、学園生たちは、もぎとったたくさんのりんごがかごから落ちて転がったり傷ついたりしないように、考えて車の荷台に載せ、歩いてセンターに帰りました。帰り道で食べる分のりんごを一つずつ持って…。それをまた、服やハンカチでピッカピカに磨き、誰のりんごが一番つやがあって綺麗かを競い、途中休憩で味わったそう。
たくさんのつがるは、これから、丸かじりや食後のデザートとしてどんどん食べていきます!

20/09/21

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