2月24日
第37回 売木村文芸祭が、2月23日(土)・24日(日)に、文化交流センター”ぶなの木”で開催されました。個人と、団体の展示作品があり、2日間自由に見ることができました。村の人たちの作品とともに、学園生たちが学校で作った版画、美術・技術などの作品や、習字の作品もたくさんありました。個人体験活動で作った”うるぎの自然かるた”を展示した学園生も。どれも個性的で、素敵な作品でした。熱心に見て回り、「◯◯さんの写真がとても素晴らしいと思った。」「◯◯さんの作品がすごかった!」などと感想を述べていた子もいました。
24日午前には、冬季大学 村制70周年記念講座で、テレビでお馴染みの東国原英夫さんの講演がありました。村外からも多くの方々が講演を聞きに来られており、立ち見の人が幾重にも重なるくらいでした! 小学生と中学1年の学園生たちも人波の間で、「ピンチをチャンスに!」という演題での非常に面白いお話を聞きました。抱腹絶倒の講演で、立ちっぱなしの1時間半が短く感じられたほどでした!
24日午後1時から、保育所の子どもたちによるかわいらしいダンスで芸能発表の幕開け。続いて、ゆうゆうクラブのばあばたちのポンポンを使ったダンス。プログラム3番は、小学生たちの”ドレミの歌”の合唱。「ラはランドセルのラ!」など連学年で考えた替え歌や、英語版の披露などもありました! 微笑ましいステージが続きます。
小学生の次は、中学生の出番。まずは、文化部音楽班の子たちによるバンド演奏”夏祭り”と”ちいさな恋のうた”。学園生2人も、数か月前 初めて手にしたベースを堂々と弾いたり、ドラムで正確なリズムを刻んだりしていました!
それから、中学生全員によるダンス。練習の成果を発揮し、中学生らしい元気いっぱいでスピード感あふれる踊りを披露。会場の人たちを楽しませていました!
村の舞踊サークルの方々の踊りの後、プログラム6番は、学園生たちによる劇。”売木弁?の桃太郎”を上演。個人体験活動で売木村の方言について調べたSbさんが監督し、皆で工夫して小道具を作ったり、時間を作って練習を重ね、より良いものにしたりしてきました。
大きな声で台詞を言ったり、役になりきったりできて、お客さんたちに喜んでいただき、笑顔になってもらえました! 学園生全員が、演劇をとおして、方言を学んだり、協力したり、能動的に動けるようになったりも。
ハンドベルや二胡演奏があり、前半最後のプログラムは、朱舞瑠(すまいる)による歌・ダンス。言わずと知れた売木小中学校スクールアイドル6人組で、3人は学園生。今回は歌いながら踊ることに挑戦! お客さんの視線を釘付け?にしていました。
休憩に入ると、大急ぎで太鼓の衣装に着替え始めた学園生たち。そうこうするうちに後半の部が始まり、大正琴演奏、歌の発表に続き、チーム山留の番。数名の学園生保護者の方々がショートコント”サザエさん、売木村に来る”を披露してくださるということで、子どもたちは会場に戻り、しっかりと見て楽しんでいました。
混声合唱の次は、プログラム14番 和太鼓演奏。売木子ども太鼓の出番です。学園生10名と地元の子たち4名の14名でセッティングをし、1曲目に”寄せ囃子”を演奏。子どもたちは、笑顔で楽しげに打つことを意識し、少し緊張した様でしたが、なんとか形になりました!
2曲目は”三宅島神着木遣太鼓”を発表。腰を低く落とした姿勢のまま、気合いを込めて打ち抜き、大きな掛け声で盛りあげていました。たくさんの拍手をいただきました!
弾き語り、フォークダンス、ダンス、うるぎ山の橅鳴太鼓さんの和太鼓演奏…とプログラムはどんどん進み、18団体 1個人による芸能発表もいよいよトリの登場。夢クラブの皆さんのステージは、期待どおり楽しいもので、舞台に上げられた村長さんや学園長さん・司会の方たちのポンポンを手に踊る姿も見られ、大盛りあがりでした!!
面白いお話を聞けてよかったという子、村人たちの芸達者な一面や作品を見て学ぶことが多かったという子、自分たちが練習してきたものの成果をしっかり発表できたと喜ぶ子、本当に楽しかったと話す子もいました。
19/02/26