4月29日
4月29日(昭和の日)の午前11時半頃、学園生たちはそれぞれお世話になっていた受け入れ農家さん宅を出発。村内安全と五穀豊穣を祈願する白鳥神社の春の例祭へ。正午、神社を出発するお神輿や赤鬼・青鬼とともに村内を練り歩き、午後3時からの投げ餅で撒かれたお餅やお菓子を拾い、毎年恒例の村の風物詩を体験することができました!
その後、歩いてセンター入り。相変わらず花粉症に悩まされている子や少し鼻声になっている子や喉の痛みを訴える子はいましたが、ほぼ元気な様子。5月13日まで、センターで集団生活をします。 初めての農家生活は楽しかったようで、「あ~、早く農家入りしたい!」と話す子も!
荷物整理をした後は入浴し、早めに晩ごはんを食べ、午後6時20分頃には『オーケストラと友に音楽祭2019 コミュニティーコンサート in うるぎ』を聴きに、売木村文化交流センター ぶなの木へ。名古屋フィルハーモニー交響楽団メンバーによるクラリネット五重奏。モーツァルトやドイツの音楽家3B(バッハ・ベートーヴェン・ブラームス)の曲、ビートルズのイエスタデイなど1時間近く、素敵なクラリネット五重奏を堪能しました。子どもたちが知っていたり聴いたことがあったりした曲もあり、どの子も楽しむことができた様。また、シュライナー作曲の❝だんだん小さく❞という面白い曲もありました。皆、不思議な曲だなぁと思って見ているうちに、クラリネットがだんだん小さくなっていったのです。楽章ごとに、管を外していき、一番下の管を外して吹いて、その次の管を外して吹いて…、最後にリード部分だけが残り、そこだけで吹いて終わるという曲。皆、笑顔になりました! そして、演奏者の方へ花束ならぬうるぎ米贈呈の大役を引き受け、やり遂げた5人の学園生たち。演奏者の方たちは、アンコールにこたえてくださり、コンサートはお開きとなりました。普段なかなか聞けない生演奏。学園生たちも、心に沁みたことでしょう。
終演後には、子どものための楽器体験の時間が設けられていました。普段触れることのない楽器に興味津々で我先にと順番待ちの列に群がり、嬉しそうにヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・クラリネットを体験した学園生たち。4種類の楽器を全て弾いたり吹いたりしてみるという好奇心の強い子たちも多かったです。貴重な機会を逃すまいと、時間の許す限り楽しみました!
19/04/29