売木村山村留学センター
売木学園

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売木村の山村留学ブログ

11月16日

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11月16日(土) 学園の一大イベントである収穫祭を行いました。収穫祭は、農作物の収穫を祝い、自然の恵みに感謝するとともに、7か月間に一人ひとりが収穫した様々なことを発表し、お世話になっている方々に感謝の気持ちを表す場です。
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午後1時半から外で、学園生・学園生の家族・受け入れ農家さん・職員が整列し、小4男子の開祭宣言で37期の収穫祭がスタート。
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まず、農事報告として、7か月間に行った農作業のいくつかを発表しました。描いた絵を使って説明したり感想を述べたりする子もいれば、
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〇✖クイズや三択クイズを用意して、お越しいただいた方たちに参加してもらう形で発表した子も。収穫物の報告もしました。
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それから”自然への感謝のつどい”を行い、今年 作物が無事収穫できたことを自然の神様に感謝しました。神主役を中1女子が務めたり、
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学園生を代表して、中3女子が祝詞に代わる作文を奏上し、
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玉串を奉奠したりしました。
つどいは厳かに進み、全員で黙とうをして終了し、学園長や農家代表の方のお話を聞きました。
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学園生たちは、収穫した稲穂と新米をお家の人に感謝の気持ちを込めて手渡しました。
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その後、ささやかに直会を行い、大人はお神酒を、子どもはりんごジュースをいただきました。そして、全員で記念撮影。
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午後2時半からは、センターの大広間で、体験発表が始まりました。この体験発表に向けて、様々な準備をしてきた学園生たちは、先ほどまで自然への感謝のつどいに参列してくださった方々に加え、学校の先生方やお友だち、村の方々が大勢集まってくださり、緊張の面持ち…。
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まず、これまでの山村留学生活を振り返って、考えたこと・成長できたと思うこと・これからの課題などを書いた”心の収穫作文”を、代表して2名が読みあげました。
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次に、個人の体験発表。売木に来て、初めて知ったことや驚いたこと、興味・関心を持ったことなどの中からテーマを決め、一人ひとり取り組んできたものを発表しました。
元々虫が好きで、売木で初めて見たふしぎな虫について調べたことを発表した子、
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竹細工に興味を持ち、詳しい人に聞いたり、自分で作ってみようとしたりした子、
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売木の郷土料理について調べ、作った”おひら”と”太巻”を自分の家族や農家さん・学校の先生たちに試食してもらい、「おいしい!」と好評を得た子もいました!
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蔓や藁などの植物を編んでかごを作ろうと試みたり、
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村の人たちが笑顔になる風景が見られる場所を盛り込んだパンフレットを作成し、売木村を知らない人に知ってもらいたいと考え、自分がやってきたことを発表したり。
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大好きなおもちを好きな味で食べるために、もち米と大豆や小豆を育て、きなことあんこを作り、ひとりでもちつきをして皆に振る舞った子は、この時はおはぎを準備。ステージにあがってもらった数人に、自作のきなこやあんこをまぶしたおはぎを試食してもらい、感想をもらいました。
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“売木めぐりすごろく”を作った子もいました。
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窮屈な場所で、学園生たちの発表に熱心に耳を傾けてくださっていたご来場の方たち。一人ひとりの発表の後には質問をしてくださったり、感想を述べてくださったりと、終始温かい雰囲気で見守ってくださいました。
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売木で採った薬草でお茶を作り、そのうちの2種類を自分の家族や農家さん・学校の先生・学園長たちに試飲してもらった子、
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昨年取り組んだカルタ作りをさらに掘り下げ、集落支援員の愛芽さんと一緒に本格的なカルタ作りを進め、自分のお気に入りの10枚を披露した子もいました!
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続いて、全体で取り組んできた体験の発表。太鼓は、学園生だけでなく、売木小中学校のお友だち6人と構成する”うるぎ子ども太鼓”メンバー15名で、3曲披露。
1曲目は、祭り始めに景気づけと祭りの人寄せに打ちならされる”寄せ囃子”。元気いっぱい打つことを心がけていました!
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2曲目は、太鼓を指導してくださっている藍羽さんが作曲された”楽”。
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笑顔で、楽しく元気よく演奏しました!
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3曲目は、”三宅島神着木遣太鼓”。太鼓を打つところだけでなく配置転換や、皆で動きを合わせるところなども見ていただきました。
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腰を落とした低い姿勢で横打ちを、力いっぱい披露。課題が残る発表になってしまった曲もあれば、練習の成果をしっかりと発揮できた曲もありました。
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休憩を挟んだ後は、民舞”はねこ踊り”を披露しました。1か月ほど、朝のつどいでラジオ体操をする代わりに短期集中で練習してきただけだったので、自信なげに踊ったり間違えたりしてしまいましたが…。
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体験発表の後は、大急ぎで会場を作りかえ、会食会。学園生たちが田んぼや畑で収穫した農作物を幾らか使ったお料理や、農家の母さんたちが作ってくださったきのこ汁、折り詰めなどが机いっぱいに並びました。皆で歓談しながら、おいしくいただき、収穫や学園生たちの成長を祝いました!
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おなかいっぱい食べた学園生たちは、会食会の途中から、修園生や村の子たちを交えて再び太鼓を打ちました。そして、長野県歌”信濃の国”を斉唱。
皆さんと記念撮影をして、会食会はお開きとなり、収穫祭1日目は終了しました。

19/11/19

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