2月25日
2月24日(土)の10時30分頃、農家さん宅から三三五五 センターに歩いて戻ってきた学園生たち。最後の農家生活を楽しく過ごさせてもらった様。そして、修園のつどいまでの3週間のセンター生活が始まりました。引き揚げてきた荷物を片づけたり、宿題をやったりして、午後は、翌日行われる村文芸祭 芸能発表のリハーサルに出かけました。夜には、学園生のお家の方たちが来園され、そわそわしていた子たちも。
第36回 売木村文芸祭は、2月24日(土)・25日(日)に、文化交流センター”ぶなの木”で開催されました。展示品は、2日間自由に見学することができ、村の人たちの作品とともに、学園生たちが学校で作った美術・図工、技術などの作品や、習字の作品もたくさんありました。どれも個性的で、素敵な作品でした。うるぎフォトクラブ員である受け入れ農家の父さんや母さんたちが、シャッターを切った力作も多数展示されていました!
芸能発表は、25日(日)の午後1時から、保育所の子どもたちによるとてもかわいらしいダンスで幕開け。続いて、平均年齢84歳?のおばあちゃんたちのダンス。プログラム3番は、小学生たちの”第九”の合唱。一生懸命覚えたドイツ語の歌詞で歌い、ハンドベルを使ったり、柔らかいポールで体の一部を打って音を鳴らしたりする間奏があり、微笑ましいステージでした!
小学生の次は、中学生の出番。文化部音楽班の子たちと有志による”前前前世”の演奏と、中学生全員による”Amazing Grace”の合唱。学園生たちも、練習してきた楽器演奏の腕前や、英語の歌詞の歌を堂々と披露していました。
プログラム6番は、スクールアイドルとして活動しているクローバー(3人の学園生と村のお友だち)によるダンス。
プログラム8番では、学園生のkyさんが村のお友だち数名と一緒に有志発表を。”ツキノウタ”という曲に合わせて、かっこいいダンスを披露。どちらも、センターでは見せたことがない姿でした!
プログラム10番。いよいよ、売木子ども太鼓の出番です。学園生11名と地元の子たち6名の17名でセッティングをし、1曲目の”えん舞”を演奏。自分たちでリズムを作り、それを藍羽さんが組み合わせたり編曲したりしてできた曲。初めて披露したので、緊張した様でしたが、なんとか形にすることができました!
2曲目は”三宅島神着木遣太鼓”を演奏。これまで練習してきたことを意識し、腰を低く落とした姿勢のまま、気合いを込めて打ち抜きました。
1月末から文芸祭直前まで、学園生たちも地元の子たちも次々にインフルエンザB型に罹患し、全員揃っての練習を一度もできないまま迎えた本番でしたが、持てる力を出し切り、たくさんの拍手をいただくことができました!
休憩の後、後半の部。ほとんどの学園生たちは出番が終わったので、展示品を見学したり、お家の人とお話をしたり、村の人たちの芸能発表を熱心に見たりしていました。GO‐JAZZのジャズ演奏には、トランペットを吹ける学園生のHyさんも加わり、素敵な音色を響かせ良い雰囲気を醸し出していました!
プログラムはどんどん進み、16団体による発表もいよいよトリの登場。夢クラブの皆さんのステージは、期待どおり楽しいもので、舞台に上げられた村長さんや受け入れ農家の父さんたちの扇子を手に踊る姿も見られ、大盛り上がりでした!!
村の人たちの芸達者な一面を見られて楽しかったという子、自分たちが練習してきたものの成果をしっかり発表できたと喜ぶ子、文芸祭のような催しが地元ではなかったので参加できて本当によかったと話す子もいました。
18/02/27