5月31日
これまで、畳に正座をし、ちゃぶ台で食事をしてきた学園生たちですが、5月27日(日)の夕食から、箱膳で食事をしています。
学園では4月から、食べる時の姿勢や食べる順番、お箸の取り方・持ち方・置き方など、食事作法全般について、子どもたちに繰り返し指導してきました。それは、一緒に食事をする人同士がお互いに気持ちよく食事をすることができるための心遣い。また、いただく命や食事を口にするまでに携わってくれたたくさんの人たちに対する感謝の振る舞いでもあるからです。心遣いや感謝の振る舞いは、いつも忘れてはいけません。
お家では、テーブルとイスで食事をとっていたという子がほとんど。それが、ちゃぶ台と正座になっただけでもとても大変だったと思いますが、どうしても姿勢が悪くなりがちでした。箱膳で食事をいただく時は肘をつくことができず、器をきちんと持たないといけないので、自然と背筋が伸び姿勢が美しくなり、食器の扱い方も丁寧になります。箱膳を使い始めて数日経ちますが、食事を少しも無駄にしないことはもちろんのこと、緊張感をもって静かに、良い姿勢でいただける子が増えてきました! 相変わらず、ごはんやおかずをぼろぼろとこぼしている子もいますが・・・。しばらくの間、箱膳体験を続けます。
18/05/31